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直流/交流の電流測定、周波数測定と仕様の見方初めて使うデジタルマルチメーター(3)(5/9 ページ)

デジタルマルチメーターの基礎的な使い方について解説する本連載。今回は直流/交流の電流測定および周波数測定と仕様の見方について説明する。

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34461Aでの3Aレンジ以下の交流電流測定の操作手順

 34461Aのパネルにある「SHIFT」キーを押してから青字で書かれた「ACI」キー(「ACV」キーと同じ)を押して、直流電流測定の設定画面を表示させる。


図11:34461Aでの交流電流を測定するための初期画面

 電流入力端子を選択する「Terminals」キーによって「3A」端子を選ぶ。3A入力端子を選択した場合の「Range」設定は、「Auto」であれば測定レンジを気にすることなく測定できる。測定スピードを速くしたい場合やレンジ間誤差を無くしたいときは、固定レンジを選択する。その他の設定の考え方は、直流電圧測定と同じである。10A入力端子を選択した場合には、交流電流レンジは10Aレンジのみとなる。


図12:34461Aでの3A入力端子設定時の交流電流レンジを設定する画面

34461Aでの3A入力端子設定時の交流電流レンジを設定する画面

 交流電流を測定する場合は、交流電圧測定と同じようにACフィルターの設定ができる。よく使われる50Hzや60Hzの商用電源の電流を測定する場合は、「>20Hz」の初期設定でよい。


図13:34461AでのACフィルターを設定する画面

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