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ゲイン帯域幅6MHzのオペアンプ:STマイクロ TSB511、TSB512、TSB514
STマイクロエレクトロニクスは、6MHzのゲイン帯域幅を有するオペアンプ「TSB511」「TSB512」「TSB514」を発表した。動作電圧範囲が広く、さまざまな用途や異なる供給電源に汎用的に対応できる。
STマイクロエレクトロニクスは2022年11月、6MHzのゲイン帯域幅を有するオペアンプ「TSB511」「TSB512」「TSB514」を発表した。既に量産を開始しており、1000個購入時の単価は約0.65〜1.53米ドルとなる。
TSB511はシングルオペアンプ、TSB512はデュアルオペアンプ、TSB514はクアッドオペアンプで、いずれも2.7〜36Vの単電源や±1.35〜±18Vの両電源で動作する。動作電圧範囲が広いため、さまざまな用途や異なる供給電源に汎用的に対応できる。
低ノイズ、高スルーレート
入力ノイズ密度が12nV/√Hzと低く、微弱な信号や広帯域信号を扱うような、信号品質を重視する回路に使用できる。スルーレートは3V/マイクロ秒で、オフセット電圧が最大1.5mVとなっている。
動作温度範囲は−40〜+125℃で、産業用途に適する。また、車載電子部品規格「AEC-Q100」に準拠した車載グレード対応品も提供している。
パッケージはMini SO8、SO8、SOT23-5、TSSOP14およびSOP14から選択可能。ピン配置が標準化されているため、接続するだけで回路に実装できる。サンプル品は同社のWebサイトから無償で入手可能だ。
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