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マイコンでカメラモジュールから直接画像を取り込む方法Q&Aで学ぶマイコン講座(79)(1/3 ページ)

マイコンユーザーのさまざまな疑問に対し、マイコンメーカーのエンジニアがお答えしていく本連載。今回は、中級者の方からよく質問される「マイコンでカメラモジュールから直接画像を取り込む方法」についてです。

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過去の質問一覧はこちら

 素朴な疑問から技術トラブルなどマイコンユーザーのあらゆる悩みに対し、マイコンメーカーのエンジニアが回答していく連載「Q&Aで学ぶマイコン講座」。

 今回は、中級者から多く寄せられる質問です。

 カメラモジュールから直接マイコンに画像を取り込むには、どのような方法がありますか? また、どのようなマイコンを使用すれば良いですか?

 カメラモジュールからマイコンに画像を取り込む代表的なインタフェースには、下記が挙げられます。

インタフェース名称 特徴
カメラ用パラレル信号 ・Digital Video Port(DVP)などとも呼ばれる(呼称はさまざま)
・STM32マイコンでは「DCMI」
・安価なカメラモジュールで一般的に使用
MIPI-CSI2 ・MIPIアライアンスが制定したシリアルインタフェース規格
・シリアル差動信号で伝送を行う
・信号線ペアをレーンと呼ぶ
・配線本数が少ないため、機器内配線ケーブルを小型化しやすい

 また、カメラモジュールの設定変更を行う場合は、前述の画像取り込み用インタフェースとは別にI2Cインタフェースを使用することが一般的です。

 カメラからの画像取り込みに使用するマイコンは、カメラ用パラレル信号入力もしくはMIPI-CSIとI2Cインタフェースを備えたものが推奨されます。カメラのフレームレートが重要になる場合、高速データ転送が可能なDMAおよび、画像のピクセルフォーマット変換アクセラレーション機能を搭載したものがおすすめです。

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