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光モジュール内蔵で熱対策が容易な防水光コネクター:日本航空電子工業 FO-BD7D
日本航空電子工業は、基地局などの屋外設置機器向け防水光コネクター「FO-BD7D」シリーズの販売を開始した。プラグコネクター内に光モジュールを内蔵していて、放熱性や交換作業性が向上している。
日本航空電子工業は2023年10月、基地局などの屋外設置機器向け防水光コネクター「FO-BD7D」シリーズの販売を開始したと発表した。携帯電話やスマートフォン向けの基地局、監視カメラなどの屋外設置機器に適する。
同シリーズは、プラグコネクター内に光モジュールを内蔵。熱解析シミュレーションを用いて熱伝導ルートを確保し、光モジュールの放熱性を向上している。
また、光モジュールを内蔵したことで、基地局が置かれる鉄塔などではなく、手元で容易に光モジュールを交換できる。
汎用LCハーネスの現地取り付けが可能
LC2芯に対応したほか、ユーザーが用意した汎用LCハーネスを現地で取り付けることも可能だ。IPx7相当の防水性能も備えた(嵌合時)。
コネクター単体の使用温度範囲は−40〜+85℃、適合ケーブル径は直径5mm。挿抜寿命が500回で、ケーブルクランプ強度は100N以上となる。1000時間の塩水噴霧に対する耐食性も備えている。
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