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赤/緑/赤外のマルチLEDパッケージ、放射強度が約40%向上:ams OSRAM SFH 7018
ams OSRAMは、マルチLEDパッケージ「SFH 7018」を発表した。赤色、緑色、赤外線の3 in 1タイプで、同社の前世代品と比較して、総放射強度が40%以上向上した。
ams OSRAMは2023年12月、マルチLEDパッケージ「SFH 7018」を発表した。赤色、緑色、赤外線の3 in 1タイプで、同社の前世代品と比較して、総放射強度が40%以上向上した。スマートウォッチやスマートリストバンドなど、ウェアラブル機器での用途に適する。
高反射リフレクタ構造のQFNパッケージを採用していて、光出力が向上した。また、緑色のLED光を赤色と赤外線(IR)LED光から分離する2キャビティ構造により、フォトダイオードに対して光源を最適に配置できる。緑色光は心拍測定用として、赤色と赤外線光は血中酸素濃度やSpO2(酸素飽和濃度)測定用として使用可能だ。
緑色LEDは放射強度が2倍以上向上
大電流での低い順電圧に最適化した「SFH 7018A」と、最大の放射強度に最適化した「SFH 7018B」の2種を用意する。放射強度は、緑色LEDについてはSFH 7018Aが同社従来品比約80%、SFH 7018Bが同2倍以上明るくなっている。
動作温度範囲は−40〜+85℃。サイズは2.4×2.4×0.6mmで、小型ながら個別の点灯が可能だ。順方向電圧を最適化し、システム全体の消費電力を低減できる。既に量産中で、サンプル品の受注も開始している。
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