ニュース
5年で最大1.5DWPDの耐久性を備えた高性能PCIe SSD:スイスビット N3202シリーズ
スイスビットは、5年間で最大1.5DWPDの耐久性を備えた、高性能PCIe SSD「N3202」シリーズを発表した。同社独自の電源損失保護機能「powersafe」と高度なセキュリティ機能を搭載する。
スイスビットは2023年11月(現地時間)、耐久性を高めた高性能PCIe SSD「N3202」シリーズを発表した。同社独自の電源損失保護機能「powersafe(パワーセーフ)」と高度なセキュリティ機能を搭載する。
5年間で最大1.5DWPDの高い耐久性
N3202は、PCI Express M.2 2280フォームファクターを採用し、PCIe Gen 4×4レーンインタフェースを利用して高速なデータ転送に対応した。eTLCフラッシュとDRAMベースのコントローラーアーキテクチャを活用して、5年間で最大1.5DWPD(Drive Writes Per Day、1日あたりのドライブ書き込み回数)という耐久性を備えた。
30μmの金めっきコネクターの採用により、堅牢性と信頼性を高めた。また、AES256ビットの暗号化と暗号消去のセキュリティ機能の他、TCG Opal 2.0に準拠し、貴重なデータを保護する。
240G、480G、960G、1920Gバイトなど、複数の容量を用意する。データロギング、データベースアクセス、エッジサーバ、通信やネットワークインフラなど、データ保護を必要とする用途に適している。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 4G〜8Gバイトの小容量フラッシュストレージ
スイスビットは、4G〜8Gバイトの小容量フラッシュストレージとして、組み込み向け153ボールBGAタイプの「EM-30」シリーズと、SDカード、microSDカードタイプの「S-56(u)」シリーズを発表した。 - 3D TLC NAND搭載のNVMe PCIe-SSD
スイスビットは、NVMe PCIe-SSD「N-30m2」シリーズを発表した。産業グレードの3D TLC NANDフラッシュを採用しており、ストレージ容量は240G〜3840Gバイトから選択できる。 - PCIe Gen4対応、232層NAND採用のデータセンター向けNVMe SSD
マイクロン・テクノロジーは、PCIe Gen4に対応した、メインストリームデータセンター向けNVMe SSD「Micron 7500」を発表した。232層NANDフラッシュを搭載し、競合品に比べてランダム書き込みパフォーマンスを最大242%向上できる。 - 最大5000Mバイト/秒の高速転送、PCIe4.0対応のパーソナル向けSSD
キオクシアは、接続規格「PCIe4.0」対応のパーソナル向けSSD「EXCERIA PLUS G3」シリーズを発売した。ゲーミングPCなど、高速性を重視するメインストリームユーザー向けとなる。 - PCIe 4.0対応の大容量クライアントSSD
キオクシアは、PCIe 4.0に対応したクライアントSSD「KIOXIA BG6」シリーズを発表した。同社の3次元フラッシュメモリ「BiCS FLASH」の第6世代品を採用し、前世代品に比べて性能が約1.7倍向上している。