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部品面積を72%削減、民生/産機向けDC-DCコンバーターIC:軽負荷モード採用で高効率化も
ロームは、2.8×2.9mmの小型DC-DCコンバーターIC「BD9E105FP4-Z」「BD9E202FP4-Z」「BD9E304FP4-LBZ」「BD9A201FP4-LBZ」を開発した。4.9×6.0mmの一般的なSOP-J8パッケージに比べ、部品面積を約72%縮小できる。
ロームは2024年3月、DC-DCコンバーターIC「BD9E105FP4-Z」「BD9E202FP4-Z」「BD9E304FP4-LBZ」「BD9A201FP4-LBZ」を発表した。サンプル価格は1個450円(税別)
いずれも2.8×2.9mmと小型のSOT23パッケージを採用した。4.9×6.0mmの一般的なSOP-J8パッケージに比べ、部品面積を約72%縮小できる。ワイヤレスパッケージのため、ワイヤのインピーダンスも削減した。
COT制御方式により待機電力を抑制
出力電流は1〜3Aで、スイッチング周波数は300k〜1000kHz。−40〜+85℃の温度範囲で動作する。BD9E105FP4-Z、BD9E202FP4-Z、BD9E304FP4-LBZは、コンスタントオンタイム(COT)制御方式を軽負荷モード時に用いていて、軽負荷時の効率が改善した。
主な用途として、冷蔵庫やエアコン、洗濯機などの民生機器、PLC(プログラマブルロジックコントローラー)、ACサーボ、インバーターなど産業機器を見込む。3.3V、5V、12V、24Vの電源ライン用途に対応する。
今後、最大出力電流2A、スイッチング周波数350kHzの「BD9E203FP4-Z」の製品化も予定している。
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