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次世代SDV車両の開発を簡素化する車載ソフトウェアプラットフォームNXPの広範なハードと統合

NXPセミコンダクターズは、車載ソフトウェアプラットフォーム「S32 CoreRide」を発表した。プロセッシング、車載ネットワーキングなど、同社の多様なハードウェア製品と統合ソフトウェアを組み合わせている。

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 NXPセミコンダクターズは2024年3月、車両ソフトウェアプラットフォーム「S32 CoreRide」を発表した。

 S32 CoreRideは、プロセッシング、車載ネットワーキング、システムパワーマネジメントといった同社の多様なハードウェア製品と、Tier1サプライヤーを含む世界有数の車載専門企業から提供されたソフトウェアを統合。これにより、次世代SDV(ソフトウェアデファインドビークル)車両の開発を簡素化する。

車載ソフトウェアプラットフォーム「S32 CoreRide」のイメージ
車載ソフトウェアプラットフォーム「S32 CoreRide」のイメージ 出所:NXPセミコンダクターズ

 自動車メーカーは、同プラットフォームのS32コンピューティングを活用することで、ECUを統合できる。加えて、ドメイン型やゾーン型、集中型まで、車両クラスや世代を超えて拡張可能な、柔軟なアーキテクチャを開発できるようになる。

セントラルコンピューティング用ソリューションも発表

 同社は、新しい車載向けスーパー統合プロセッサ「S32N」ファミリーをベースとした、初のセントラルコンピューティング用S32 CoreRideソリューションも発表した。

 S32Nファミリーは、リアルタイムおよびアプリケーション処理について、複数のコアを組み合わせることが可能で、さまざまなセントラルコンピューティングニーズに対応する。

 S32 CoreRideソリューションが備える、車載グレードのハードウェアアイソレーション機能により、自動車メーカーはアイソレーション可能な実行環境における多くの車載クロスドメイン機能を安全かつ容易に統合できる。

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