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Wi-Fi 6コンパニオンICのWLCSP品、実装面積は60%減:ノルディックセミコンダクター nRF7002 CEAA
ノルディックセミコンダクターは、Wi-Fi 6コンパニオンIC「nRF7002」のWLCSP品「nRF7002 CEAA」を発表した。QFN品と比べて、フットプリントが60%以上縮小している。
ノルディックセミコンダクターは2024年8月、Wi-Fi 6コンパニオンIC「nRF7002」のWLCSP(ウエハーレベルチップスケールパッケージ)品となる「nRF7002 CEAA」を発表した。既に量産を開始している。
nRF7002は、シームレスなWi-Fi接続とWi-Fiベースの位置情報を提供するコンパニオンIC。同社のBluetooth Low Energy SoC(System on Chip)「nRF52」「nRF53」やセルラーIoT(モノのインターネット) SiP(System in Package)「nRF91」などと組み合わせて使用するように設計されている。これまでQFNパッケージ品を提供しているが、新たにWLCSPバージョンを追加した。
フットプリントが60%以上縮小
WLCSPバージョンでは、フットプリントがQFNバージョンから60%以上縮小し、サイズに制約のある設計でも利用できる。OFDMA(直交周波数分割多元接続)やTWT(ターゲットウェイクタイム)など、高度なWi-Fi 6機能に対応した。超低消費電力の動作に最適化しており、接続デバイスのバッテリー寿命を延長できる。
主な用途として、ウェアラブルデバイスやモジュール、ポータブル医療機器などでの利用を見込む。
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