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「世界最薄」0.33mmの積層メタル系パワーインダクター:太陽誘電 LSCND1005CCTR47MH
太陽誘電は、積層メタル系パワーインダクター「LSCND1005CCTR47MH」の量産を開始した。「メタル系パワーインダクターで世界最薄」(同社)の高さ0.33mmを達成している。
太陽誘電は2024年12月、積層メタル系パワーインダクター「LSCND1005CCTR47MH」の量産を開始した。「メタル系パワーインダクターで世界最薄」(同社)の高さ0.33mmを達成している。サンプル価格は1個50円。
高さを従来品比4割低減
同製品は、高い直流重畳特性を持つ金属系磁性材料を使用した、積層メタル系パワーインダクター「MCOIL LSCN」シリーズの新製品だ。サイズは1.0×0.5×0.33mmで、1.0×0.5×0.55mmの従来品「LSCNB1005EETR47MB」に比べ、高さを4割低減した。
インダクタンス値は0.33μH、インダクタンス許容差は±20%で、直流重畳許容電流は最大1.4A、温度上昇許容電流は最大0.8A、直流抵抗は最大345mΩ。−40〜+125℃の温度範囲で使用できる。
搭載する電子部品の小型/薄型化が求められるスマートフォン、拡張現実(AR)/仮想現実(VR)グラス、スマートウォッチなどウェアラブル端末の電源回路向けチョークコイル用途に適する。
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