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1.6T光トランシーバー用サンプリングオシロ、キーサイトAIデータセンター向け

キーサイト・テクノロジーズは、1.6Tビット光トランシーバーのテスト向けサンプリングオシロスコープ「N1093A」「N1093B」を発表した。最大240Gビット/秒の光信号解析に対応している。

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 キーサイト・テクノロジーズは2025年3月、1.6Tビット光トランシーバーのテスト向けに、サンプリングオシロスコープ「DCA-M」を発表した。シングル光チャンネル品「N1093A」とデュアル光チャンネル品「N1093B」を提供する。


サンプリングオシロスコープ「N1093A」(上)、「N1093B」 (下) 出所:キーサイト・テクノロジーズ

 両製品は、最大240Gビット/秒の光信号解析に対応。データセンターのAIクラスタ向けの1.6Tビット光インターコネクトをサポートしていて、研究開発から量産工程までの評価効率の改善に寄与する。光チャンネルノイズは15μW未満、固有タイムベースジッタは90フェムト秒未満だ。

最大120GBdの統合クロックリカバリー機能を搭載

 最大120GBdの統合クロックリカバリー機能を備えた。外部クロック用のサブレート信号や配線が不要となるので、テストシステムを簡素化できる。

 同社のソフトウェア「FlexOTO(Optical Test Optimization)」とシームレスに統合可能。テスト効率やテスト機器の利用率を最大化するほか、テストに要するコストを削減する。

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