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負ゲートバイアス内蔵ローサイドゲートドライバー、リテルヒューズ各種保護機能も搭載

リテルヒューズは、車載向けローサイドゲートドライバー「IX4352NEAU」シリーズを発売した。調整可能な負ゲートバイアスを内蔵し、車載用DC-DCコンバーターやEV用インバーターなどの用途に適する。

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IX4352NEAU
IX4352NEAU 出所:リテルヒューズ

 リテルヒューズは2025年11月、車載向けローサイドゲートドライバー「IX4352NEAU」シリーズを発売した。調整可能な負ゲートバイアスを内蔵している。車載用DC-DCコンバーターや電気自動車(EV)用インバーター、スイッチング電源といった用途に適する。

 同シリーズは、車載向け電子部品規格「AEC-Q100」規格に準拠した。統合型の負ゲート駆動バイアスを備えていて、寄生ターンオン抑制向けの外部負電圧レールやDC-DCコンバーターを削減可能。スイッチング性能が向上するため、性能向上や開発期間短縮にもつながる。

各種保護機能を搭載

 負ゲートバイアスは、最小−10Vまで調整できる。9Aピークのソースおよびシンク駆動能力を有し、ターンオンやターンオフを個別に調整して損失を抑制できる。

 DESAT検出や低電圧誤動作防止(ULVO)、アクティブソフトシャットダウン、サーマルシャットダウンなどの保護機能を備えた。チャージポンプによりサーマルシャットダウン時も動作を維持できるほか、サーマルスレッショルド精度も向上していて、温度変化に強い設計になっている。

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