ニュース
再構成可能なモジュールでアナログ設計を容易に、Okika:箱から出してすぐ機能
Okika Devicesの「Chameleon」アダプティブ・アナログ・モジュールは、事前設定済みのアナログ機能を提供し、ファームウェア不要で柔軟なアナログ設計を可能にする。
Okika Devicesの「Chameleon」アダプティブ・アナログ・モジュールは、事前にプログラムされた即使用可能なアナログ機能を、14×11mmのコンパクトなフォームファクターで提供する。同モジュールは、同社のFlexAnalogフィールドプログラマブルアナログアレイ(FPAA)アーキテクチャを採用。これはフィルター、アンプ、発振器などを含む40個以上の構成可能アナログモジュール(CAM)で構成された再構成可能なマトリクスだ。不揮発性メモリーと再構成回路もモジュール上に統合されている。
Chameleonは、ファームウェアやデジタル制御の複雑さを伴わず、柔軟性を必要とするアナログ設計を簡素化できる。モジュールはマイクロコントローラーやファームウェアを必要とせず、箱から出してすぐに、固定アナログブロックとして機能する。設定は、システム内、または任意の3.3V対応SPI EEPROMプログラマを用いて再プログラムできる。
「Anadigm Designer 2」ソフトウェアは、Chameleonの性能をシミュレーションおよび検証するためのパラメーター調整ツールやフィルター設計ツールを提供。主な用途には、プログラマブルアクティブフィルター、センサー信号のコンディショニングおよびリニアライゼーション、産業用オートメーションや適応制御、ならびに研究開発やプロトタイピングが含まれる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
7日以上の連続記録が可能な温度データレコーダー
約178時間にわたって温度データを連続記録できる、ICを利用したデータレコーダーを紹介する。
PWM方式DAC用のリップル除去フィルタ
汎用性のあるプログラマブルゲイン増幅器
マイコン制御の利得可変回路を用いて、汎用性の高いプログラマブルゲイン増幅器を構成するアイデアを紹介する。
ビデオインターフェース最前線
地上放送などに代表されるコンテンツのデジタル化に伴い、ビデオインターフェースのデジタル化が進んでいる。このデジタルビデオインターフェースのデファクトスタンダードを狙い、HDMI、DisplayPortなどの規格が争っている。これらの規格の特徴とそれぞれが抱える課題をまとめることで、次期ビデオインターフェースでいずれの規格が主導権を握るのか占ってみたい。
プログラマブル・ロジックを使ったVCO
可変周波数の発振器を構成する方法として、NORゲートを2個用いたRC発振回路を考案した。この回路による可変周波数範囲は広い。
無線システムの通信距離を確保する
最新の無線通信規格を採用した機器を開発する場合、通信距離を確保するためには、送信器と受信器の末端部分に当たるRFフロントエンドの設計が重要となる。本稿では、まず、RF回路の設計に必要となる基礎知識についてまとめる。その上で、通信距離を確保するための設計上のポイントや、RFフロントエンドICの最新動向などを紹介する。
