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150GHz対応のRFパワーセンサー、ローデ・シュワルツ:車載や衛星通信など対応
ローデ・シュワルツは、サーマルRFパワーセンサー「R&S NRP150T」を発表した。0.80mm同軸RFコネクターを搭載し、最大150GHzまでの周波数に対応できる。
ローデ・シュワルツは2025年12月、サーマルRFパワーセンサー「R&S NRP150T」を発表した。0.80mm同軸RFコネクターを搭載し、最大150GHzまでの周波数に対応できる。
同製品は、最大500回/秒の高速測定に対応。広い周波数レンジを生かしてスペクトラム全域を一度にスイープ測定できるため、ベクトルネットワークアナライザーなどのRF計測機器の検証や校正作業を効率化できる。
高速測定と150GHz対応で検証・校正を効率化
ダイナミックレンジは−35〜+20dBmで、長期的な安定性も備える。動作温度0〜+50℃の範囲では、環境温度変動を補正してドリフトを抑制する。最大電圧定在波比(VSWR)は1.7だ。
USB接続により、PCやAndroid端末で無償のリモート制御アプリを使用可能。同社の「R&S NRX」ベースユニットとの互換性も備えた。ドイツ連邦物理・技術研究所(PTB)をはじめとする欧州の国家計量機関(NMI)と協力し、トレーサビリティーを確立している。
自動車分野では、先進運転支援システム(ADAS)や自動運転向けに148.5GHzまでの新たなレーダー周波数帯を設定する動きが進んでいて、同製品はこれらの新周波数帯を含めて車載レーダーの全帯域をカバーできるものとなるという。車載用途に加え、衛星通信や衛星間通信、電波天文学などの分野での高周波パワー測定にも対応する。
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