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8K画像処理とAI推論をエッジに、Ambarellaの新SoC:4nm採用し消費電力20%削減
Ambarellaの新SoC「CV7」は、8Kのマルチストリーム映像処理と高度なAI推論をエッジで実現する製品だ。
Ambarellaの新SoC「CV7」は、CVflowコンピュータビジョンアーキテクチャを活用し、8K画像処理と高度なAI推論をエッジにもたらすという。最大8K/60Hzの複数ビデオストリームの同時処理をサポートしていて、幅広い民生および産業用AI認識アプリケーションや、特にCNNおよびトランスフォーマーベースのネットワークを実行するマルチストリーム車載システムに適している。
4nmプロセスで構築されたCV7は、低消費電力を実現し、熱管理要件を緩和するとともにバッテリー駆動時間を延長できるという。前世代製品と比較して消費電力を20%削減していて、クアッドコアのArm Cortex-A73 CPUを統合することで汎用処理性能を2倍に高めている。さらに、64ビットDRAMインタフェースによりメモリ帯域幅を向上させている。
高度に統合されたCV7 SoCは、第3世代のCVflow AIアクセラレータを搭載し、前世代のCV5 SoCと比較して2.5倍超のAI性能を実現。加えて、イメージシグナルプロセッサおよびH.264、H.265、MJPEG形式に対応するハードウェアアクセラレーション対応ビデオエンコーディング機能を統合している。
CV7 SoCのサンプルは現在提供中で、Caffe、TensorFlow、PyTorch、ONNXフレームワークを用いて開発したニューラルネットワークを移植するためのCNNツールキットも提供されている。
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