ニュース
AIサーバ向け1200V対応SiC MOSFETモジュール、SemiQ:高効率と高電力密度を実現
SemiQは、液冷AIデータセンター向けに、高効率と高電力密度を実現する1200V対応SiC MOSFETモジュール「QSiC Dual3」を発表した。小型化と熱性能向上によって、幅広い高電力用途に対応する。
SemiQの1200Vハーフブリッジ炭化ケイ素(SiC) MOSFETモジュール「QSiC Dual3」は、液冷AIデータセンターにおける効率および熱設計の要求に対応する製品だ。同シリーズ6製品のうち2製品は、わずか1mΩのRDS(on)を実現し、62×152mmパッケージで240W/立方インチの電力密度を達成している。これらのモジュールは、高温環境でスイッチング損失をさらに低減するため、並列ショットキーバリアダイオード付き/なしの構成を選択できる。
QSiC Dual3は、シリコンIGBTモジュールを最小限の再設計で置き換えられるよう設計されていて、効率を維持しながらサイズと重量を削減する。全てのSiC MOSFETダイは、1350Vを超えるウエハーレベルのゲート酸化膜バーンイン試験によってスクリーニングされている。また、低い接合部-ケース間熱抵抗を備え、小型かつ軽量のヒートシンク採用を可能にする。
Dual3製品群には、複数の型番が用意されている。
接合温度範囲は−40℃〜+175℃で、QSiCモジュールはエネルギー貯蔵システム向けグリッドコンバーター、産業用モータードライブ、無停電電源装置(UPS)、電気自動車(EV)用途にも適している。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
機械式リレーの接点バウンスを取り除く回路
機械式リレーを開状態から閉状態へ変化させると、接点は開閉のサイクルを数回繰り返す「接点バウンス」と呼ぶ状態を経てから最終的な状態へ移行し、導通を確保する。この接点バウンスは、機械式リレーの後段に接続した回路に何らかの影響を与えてしまう可能性がある。そこで、接点バウンスの影響を簡単に除去する方法を紹介する。
EDN、2025年「Product of the Year」発表〜センサー/電源編〜
米EDNが2025年の「Product of the Year Awards」の受賞製品を発表した。13部門で100超の製品を審査している。前編となる今回は、センサーや電源などのカテゴリーでの受賞製品を紹介する。
長寿命の1200V SiC MOSFETパワーモジュール、ビシェイ
ビシェイ・インターテクノロジーは、車載やエネルギー、産業、通信システムなどの中〜高周波アプリケーション向けに、1200V SiC MOSFETパワーモジュール「VS-MPY038P120」「VS-MPX075P120」を発表した。4個または6個のMOSFETを搭載する。
ビデオインターフェース最前線
地上放送などに代表されるコンテンツのデジタル化に伴い、ビデオインターフェースのデジタル化が進んでいる。このデジタルビデオインターフェースのデファクトスタンダードを狙い、HDMI、DisplayPortなどの規格が争っている。これらの規格の特徴とそれぞれが抱える課題をまとめることで、次期ビデオインターフェースでいずれの規格が主導権を握るのか占ってみたい。
ディスクリート構成の高輝度LED駆動回路
16ビットプロセッサは生き残れるか
8ビットプロセッサと32ビットプロセッサの性能や価格、消費電力に対抗して、16ビットプロセッサが市場で生き残れる余地はあるのだろうか。
