オンプレミスAI向けRDIMMなどメモリ新製品、Kingston:SSD新容量モデルも発表
Kingston Technologyは、「Kingston FURY Renegade Pro DDR5 RDIMM ヒートスプレッダモデル」など2製品を発売した。NVMeインタフェースを採用したデータセンター向けSSDの新容量モデルも発表している。
Kingston Technologyは2026年5月、「Kingston FURY Renegade Pro DDR5 RDIMM ヒートスプレッダモデル」「Kingston IronKey Locker+ 50 G2 USB フラッシュドライブ」の販売を開始した。エンタープライズ向けSSD「Kingston DC3000ME Gen5 U.2 NVMe SSD」の新容量モデルも発表している。
Kingston FURY Renegade Pro DDR5 RDIMM ヒートスプレッダモデルは、Intel XMPおよびAMD EXPOに対応した。ワークステーションやハイエンドデスクトップ向けだ。最大7600メガトランスファー秒(MT/秒)で動作し、7200MT/秒および7600MT/秒モデルには改良型アルミニウム製ヒートスプレッダを搭載した。
エラー訂正機能(ECC)対応オーバークロックをサポートしていて、オンプレミスAIやエンジニアリングシミュレーション、データサイエンス用途などを想定する。容量は16〜256Gバイトを用意した。
AES 256ビット暗号化に対応
Kingston IronKey Locker+ 50 G2 USB フラッシュドライブは、AES 256ビットXTSハードウェア暗号化に対応。FIPS 197認証を取得していて、BadUSB攻撃対策やブルートフォース攻撃対策機能を搭載した。
管理者パスワードとユーザーパスワードを設定可能で、自動ロックやCrypto-Erase機能にも対応する。USB 3.2 Gen 1インタフェースを採用し、読み取り速度は最大145Mバイト/秒、書き込み速度は最大115Mバイト/秒。容量は32〜256Gバイトを用意した。
Kingston DC3000ME Gen5 U.2 NVMe SSDは、PCIe 5.0 NVMeインタフェースを採用したデータセンター向けSSDだ。今回新たに最大30.72Tバイトのモデルを追加した。最大14Gバイト/秒のシーケンシャルリード速度と、最大280万IO/秒のランダムリード性能を備える。PCIe 4.0との後方互換性も確保した。
3D eTLC NANDを採用していて、電源喪失保護(PLP)機能も搭載した。AES 256ビット暗号化およびTCG Opal 2.0対応の自己暗号化ドライブ機能も備える。容量は3.84〜30.72Tバイト。5年間の限定保証と技術サポートも提供する。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
メモリの種類と特長
マイコンユーザーのさまざまな疑問に対し、マイコンメーカーのエンジニアがお答えしていく本連載。今回は、初級者の方からよく質問される「マイコンに搭載されているメモリの種類と特長」についてです。
NAND/NORフラッシュメモリの違いと記録方式を分かりやすく解説
今回はフラッシュメモリの基本的な仕組みやNAND/NOR型の違い、記録方式など網羅的に解説します。
エッジコンピューティングに最適なストレージ製品を選ぶには
エッジコンピューティングはデータの処理方法を根本から変革しています。これに伴いストレージには、高負荷、過酷な環境、長時間稼働といった新たな課題がもたらされています。本稿では、エッジアプリケーションに最適なストレージ製品を選ぶ際に気を付けてほしいポイントを解説します。また、エッジシステムの進展に伴うインタフェースやプロトコルの変化、PCIeとNVMeの役割についても紹介します。
UFS4.1対応の組み込み式QLCフラッシュメモリ、キオクシア
キオクシアは、QLC技術を採用したUFS4.1組み込み式フラッシュメモリ製品のサンプル出荷を開始した。第8世代BiCS FLASHを採用し、前世代品と比べてランダムリード性能が約90%向上している。
読み取り速度1万1000Mバイト/秒のPCIe Gen5対応SSD、マイクロン
マイクロンテクノロジーは、クライアントコンピューティング向けのPCIe Gen5対応SSD「Micron 3610 NVMe SSD」を発表した。読み取り速度が最大1万1000Mバイト/秒に達している。
