16ビット分解能のUSB-C接続オシロ、Pico Technology:デバッグや検証向け機能も豊富
Pico Technologyは、16ビット分解能と超低ノイズ性能を備えたUSB-C接続オシロスコープ「PicoScope 5000E」シリーズを発表した。デバッグや検証向けの豊富な機能も提供する。
Pico Technologyは、アナログ、デジタル、ミックスドシグナルのデバッグ向けUSB-Cオシロスコープ「PicoScope 5000E」シリーズを発表した。4チャンネルのオシロスコープであり、16ビット分解能で、帯域幅は最大200MHz、サンプリングレートは最大2.5Gサンプル/秒、メモリは最大1Gサンプル。PicoScope 5000E Plusモデルでは、切り替え可能な8ビット高速モードも利用でき、帯域幅は500MHz、サンプリングレートは5Gサンプル/秒、メモリは2Gサンプルだ。
超低ノイズのフロントエンドによって、これらのオシロスコープは22μV RMS未満のノイズフロアと、-73dBを上回る全高調波ひずみ性能を実現するという。その結果として得られるダイナミックレンジによって、分解能の低い機器やノイズの多い機器では見逃される可能性のある、微小振幅成分、リップル、ひずみ、その他の異常を明らかにできる。
SuperSpeed USB 3.0 Type-Cインタフェースを介してホストコンピュータに接続。「Pico 7ソフトウェア」はデバッグおよび検証向けに、40種類を超えるシリアルプロトコルデコーダー、高度な演算チャンネル、電力解析を含む自動測定機能、マルチキャプチャ解析、測定およびマスクのリミットテストを提供する。Pico SDKは、C、C#、C++、Python、MATLAB、LabVIEWを用いたカスタムアプリケーション開発をサポートする。
PicoScope 5000Eシリーズは、4チャンネルモデルおよび4+16チャンネルのミックスドシグナルオシロスコープモデルを用意し、モデルおよび動作モードに応じて60M〜500MHzの帯域幅オプションを提供する。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
100M/200MHz対応 エントリーレベルのオシロスコープ、ピコ テクノロジー
ピコ テクノロジーは、PC接続型オシロスコープ「PicoScope 3000E」シリーズに、100MHzおよび200MHzの周波数帯域幅を備えたエントリーレベルの新製品を追加した。
最大5Mポイントのメモリ長、デジタルオシロの性能/機能を大幅向上
岩通計測は、小型のデジタルオシロスコープ「ViewGo II DS-5600」シリーズを発表した。従来製品に比べてメモリ長を5倍に拡大するなど、性能や機能を大幅に高めた。
「高信頼 高機能 操作性」を実現したミドル級オシロスコープ
ローデ・シュワルツ・ジャパンは、ミドルレンジのデジタルオシロスコープ「R&S RTE」を発売した。波形更新レートが100万波形/秒と高速なため、高い確率で突発的に発生する不具合信号を捕捉することができる。ノイズ解析に有効なトリガ機能なども備えている。組み込みシステムのデバッグや電源解析などの用途に向ける。
ローエンドオシロの新シリーズ、波形メモリ最大2Mポイント搭載で8万円台から
レクロイの「WaveAce1000シリーズ/2000シリーズ」は、同社のローエンドオシロスコープの新機種群だ。帯域幅が40M〜300MHzの11機種を用意した。価格が税込み8万1900円と最も低い2チャネル機でも、波形メモリは1チャネル当たり1Mポイント、2チャネルインタリーブ時に2Mポイントと長い。
「これがハンドヘルドオシロの最高峰」、テクトロニクスが新型機を発売
最大2GHz対応の4/8チャネル小型オシロスコープ
ローデ・シュワルツは、4および8チャネルのオシロスコープ「MXO 5C」シリーズを発表した。それぞれ100MHz、200MHz、350MHz、500MHz、1GHz、2GHzの帯域幅に対応する。
