3軸加速度/ジャイロセンサー統合の車載IMU:デュアル動作モード搭載
STマイクロエレクトロニクスは、車載品質に対応した慣性測定ユニット「ASM330LHHG1」を発表した。3軸加速度センサーと3軸ジャイロセンサーを1パッケージに統合している。
STマイクロエレクトロニクスは2026年6月、車載品質に対応した慣性測定ユニット(IMU)「ASM330LHHG1」を発表した。すでに量産を開始している。
同製品は、全球測位衛星システム(GNSS)測位を補完する推測航法やモーション検出に向けたものだ。3軸加速度センサーと3軸ジャイロセンサーを1パッケージに統合した。6チャンネルの同期出力や温度補正機能を備える。
3軸加速度センサーは最大±16g、3軸ジャイロセンサーは±125〜±4000dpsの測定範囲に対応する。両センサーのデータを同期出力することで、推測航法の演算やモーションデータの相関処理、GNSSフュージョンに必要な一貫した信号タイミングを確保する。
最新のMEMSプロセスを採用し、低ノイズ化を図った。温度補正機能を内蔵していて、安定性も向上している。動作温度範囲は−40〜+125℃で、車両内のさまざまなエリアに搭載可能。車載電子部品規格「AEC-Q100」に準拠している。
デュアル動作モード搭載
高性能かつ低消費電力のシステム要件に対応するデュアル動作モードを搭載。車両内の電力配分に応じて柔軟に運用できる。デジタルインタフェースはI2C、MIPI I3C、SPIなどを備えた。
3KバイトのFIFOを内蔵し、ホストプロセッサの負荷と消費電力を抑える。パッケージは2.5×3.0mmのLGA-14Lを採用した。同社は車車間、路車間(V2X)システムやテレマティクス、盗難防止、電子料金徴収、衝撃検知などの車載ノンセーフティ用途を想定する。
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