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150℃対応、車載/産機向け30Aコモンモードチョーク薄型設計で耐衝撃性も実現

ビシェイ・インターテクノロジーは、車載や産業機器など向けのコモンモードチョーク「ICMS2321-10」「ICMS2321-1A」を発表した。+150℃の高温環境、30Aの熱定格電流に対応する。

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 ビシェイ・インターテクノロジーは2026年9月、車載やエネルギー、産業機器向けの薄型コモンモードチョーク「ICMS2321-10」「ICMS2321-1A」を発表した。すでにサンプルと製品の提供を開始していて、量産時の標準納期は12週間だ。

 両製品は、薄型設計でサイズと体積を抑えるとともに、衝撃や振動に対する耐性を高めた。ICMS2321-10は商用グレード、ICMS2321-1Aは車載グレードになる。ともに最大30Aの熱定格電流とコイル間1500VDCの耐電圧に対応する。自己シールド構造を採用したほか、コア設計を改良し、最高+150℃の高温環境でも性能と飽和電流特性が向上している。

車載グレード品はAEC-Q200認定

コモンモードチョーク「ICMS2321-10」「ICMS2321-1A」
コモンモードチョーク「ICMS2321-10」「ICMS2321-1A」[クリックで拡大]出所:ビシェイ・インターテクノロジー

 インダクタンスは70〜480μH、直流抵抗(DCR)の標準値は1.2〜13.4mΩ、最大値は1.3〜15.0mΩ。コモンモードインピーダンスは、1MHz時に540〜3790Ω、10MHz時に345〜1920Ω、100MHz時に220〜410Ωだ。熱定格電流は、約40℃の温度上昇時で7〜20A、約100℃の温度上昇時で10〜30A。最大漏れインダクタンスは1.7〜11.5μHになる。

 インダクタンスやインピーダンス、DCR、定格電流は用途に合わせてカスタマイズ可能。表面実装タイプとスルーホールタイプを用意していて、表面実装端子タイプはテープ&リール包装により自動ピック&プレース実装に対応する。両製品ともにRoHS準拠のハロゲンフリー品となっている。

 ICMS2321-1Aは車載向け電子部品規格のAEC-Q200認定を取得し、車載オンボードチャージャーなどに搭載可能。一方、ICMS2321-10はエネルギー機器や産業機器などの用途に対応する。

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