コールドシステムで155℃対応の650W厚膜パワー抵抗器:NTCサーミスタ内蔵構成も可能
ビシェイ・インターテクノロジーは、最大650Wの連続電力に対応する厚膜パワー抵抗器「MCB RPWA 650」シリーズを発表した。すでにサンプルおよび製品の提供を開始している。
ビシェイ・インターテクノロジーは2026年8月、最大650Wの連続電力に対応する厚膜パワー抵抗器「MCB RPWA 650」シリーズを発表した。すでにサンプルと製品の提供を開始していて、量産時の標準納期は8〜12週間だ。
同製品は、外部ヒートシンクに熱を伝えるベースプレート設計「コールドシステム」を採用。動作温度範囲は−55〜+155℃で、抵抗値は6.2Ω〜1MΩに対応する。許容差は±5%まで選択できる。
NTCサーミスタをオプションで内蔵
パワー抵抗器とNTCサーミスタを1つのハウジングに収めた構成も選択できる。ケーブル配線は、用途に合わせてカスタマイズできる。自動調整式の圧着接着方式を採用しているため、基板上でのはんだ付けが不要で、パワーモジュールやアセンブリに直接接続できる。
電気特性は、最大動作電圧が6000VDC、絶縁耐圧が7000Vrms、標準自己インダクタンスが40nH以下になる。高電圧、高速スイッチング回路でエネルギーを正確に放電し、過渡的なオーバーシュートを抑制する。
パルスエネルギー耐量は、パルス幅50マイクロ秒の場合で1パルス当たり最大3.5ジュールの繰り返し動作に対応。RoHSに準拠していて、車載向け電子部品規格「AEC-Q200」認証の取得に向けた評価も進めている。
プリチャージや放電、アクティブ放電、スナバ、電力変換といった回路に使用できる。同社は、自動車や産業機器、エネルギー、医療機器、航空電子システムなどを用途に想定する。
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