ニュース
小型ウェアラブル向け 小型/超低電力BLE Rxブースター:日清紡マイクロデバイス NT1741
日清紡マイクロデバイスは2026年9月、Bluetooth Low Energyなどの2.4GHz帯無線通信向けに、超低消費電流のRxブースター「NT1741」を発表した。高いRF性能を維持しつつ、LNAモード時に1.5mA、バイパスモード時に1μAの低消費電流を達成している。
日清紡マイクロデバイスは2026年9月、Bluetooth Low Energy(BLE)などの2.4GHz帯無線通信向けに、超低消費電流のRxブースター「NT1741」を発表した。1000個購入時の参考単価は270円(税込)だ。同年12月からサンプル受注を開始し、月産100万個規模で量産する。
NT1741は、高いRF性能を維持しつつ、低雑音アンプ(LNA)モード時に1.5mA、バイパスモード時に1μAの低消費電流を達成した。LNAモード時のゲインは13dB、雑音指数は2.3dB、P-1dB(IN)は−13dBm、IIP3は0dBmで、バイパスモード時の挿入損失は1.0dBだ。
小型パッケージにRF整合回路を内蔵
パッケージは1.0×1.0mmのEPFFP-6-FBを採用。電源用バイパスキャパシターを除くRF整合回路を内蔵したことで、外付け部品を削減し、実装面積を縮小できる。周波数範囲は2400M〜2500MHzで、動作電圧は1.6〜3.7V。
通信品質向上とバッテリー駆動時間延長を両立したことで、高い受信感度や通信性能が求められる補聴器など、小型ウェアラブル機器の長時間動作に寄与する。補聴器のほか、AIグラス、イヤフォン、ヘッドフォンなどでの利用を見込む。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
Bluetooth 5 高速通信の仕組み
2016年12月にBluetoothの最新コア仕様であるBluetooth 5が策定された。Bluetooth 4.2に比べて2倍の通信速度を実現する仕様だが、どのような仕組みで高速通信を実現しているのか。リンク層のパケット形式の“中身”を紹介するとともに、そこに含まれる情報量を使った簡単な計算によって、Bluetooth 5の高速通信の仕組みについて触れる。
Bluetooth位置情報サービスの種類と市場を知ろう
Bluetoothで最も成長が著しい分野の一つが、位置情報サービスです。今回は、位置情報の現在の市場や技術を前後編にわたって解説します。まずはBluetooth位置情報サービスの種類と市場を取り上げます。
Bluetooth 5.1で追加された「方向検知機能」を知ろう
前編では、Bluetooth位置情報サービスの具体的な活用法について区分に分けて紹介しました。後編では、より高精度な位置情報サービスの実現を目指し、Bluetoothコア仕様バージョン5.1(Bluetooth 5.1)に追加された、方向検知機能について解説します。
マイクロ波方式WPT向けダイオード、日清紡マイクロ
日清紡マイクロデバイスは、マイクロ波方式WPT向けダイオード「NT9000」「NT9001」「NT9002」「NT9003」を発売する。低順方向電圧と高DC耐圧を両立した。
高音質技術を応用 日清紡マイクロのJFET入力オーディオ用オペアンプ
日清紡マイクロデバイスは、2回路入りのJ-FET入力ハイエンドオーディオ用オペアンプ「MUSES8921」を発売した。信号経路や電源経路の改善、素子配置の最適化により音質が向上している。

