産機向けの低消費電力デジタルアイソレーター、最大25Mbpsに対応:SOIC8-Nパッケージ採用で小型化
東芝デバイス&ストレージは、産業用機器向けに2チャンネルスタンダードデジタルアイソレーター「DCL32xx00シリーズ」4品種を製品化し、量産出荷を開始した。1チャンネル当たり0.2mAの低消費電流を実現している。
東芝デバイス&ストレージは2026年10月、産業用機器向けに、中速度領域の通信に対応する2チャンネルスタンダードデジタルアイソレーター「DCL32xx00シリーズ」4品種を製品化したと発表した。1チャンネル当たり0.2mA(typ.)の低消費電流を実現したことが特徴で、SOIC8-Nパッケージを採用した。既に出荷を開始している。プログラマブルロジックコントローラー(PLC)やアクチュエーター、インバーターなどの産業用機器での使用を想定する。
新製品は、順方向2チャンネル構成の「DCL320C00」と「DCL320D00」、順方向1チャンネル/逆方向1チャンネル構成の「DCL321C00」「DCL321D00」の4品種で構成される。独自の磁気結合型絶縁伝送方式を採用し、高信頼性や長寿命に対応するほか、絶縁信号伝送部に独自の新しい回路技術を採用することで最大25Mビット/秒(bps)に対応し、1Mbps動作時には1チャンネル当たり0.2mA(typ.)の低消費電流を実現した。
主な仕様として、絶縁耐圧は3000Vrms(min)の定格を備え、動作温度範囲は−40〜125°C、電源電圧は2.25〜5.5V。前述の通り、パッケージは業界で標準的なSOIC8-Nパッケージを採用。機器の小型化要求に対応する。
DCL320C00とDCL320D00は2チャンネル構成によるI2C通信などの単方向のデジタル信号伝送に対応し、DCL321C00とDCL321D00は順方向/逆方向各1チャンネル構成によるUART通信などの双方向のデジタル信号伝送に対応する。これにより、用途に応じた柔軟な製品選択が可能だとしている。
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