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UniPort/UFSをサポートしたプロトコルアナライザ:テレダイン・レクロイ Eclipse X34
テレダイン・レクロイ・ジャパンは、MIPI M-PHYプロトコルアナライザ「Eclipse X34」が、従来のSSIC、MPCIeに加え、新たにUniPort/UFSをサポートすることを発表した。
テレダイン・レクロイ・ジャパンは2015年9月、MIPI M-PHYプロトコルアナライザ「Eclipse X34」が、従来のSSIC、MPCIeに加え、新たにUniPort/UFSをサポートすることを発表した。
記録容量は最大64Gバイト
Eclipse X34は、High Speed GEAR1/GEAR2/GEAR3、Low Speed G0-G7に対応し、単体で4レーン、2台同時使用で8レーンまでの解析が可能。
記録容量は単体使用時に4Gバイト、メモリオプションによって32Gバイトまでアップグレードが可能で、2台連結時には64Gバイトまで使用できる。プローブは、SMAコネクタケーブル、マルチリードタイプ(はんだ付け)、ミッドバスを揃えている。
今回、Uniport/UFSに対応したことで、IPI規格に準拠した試験と解析に加え、デバッグツールであるオシロスコープ用アプリケーション「UNIPROBusD」との連携が可能になる。SSIC、M-PCIe、UniPort/UFS規格によるトラフィックの観測、捕捉、デコード、解析も可能になるとしている。
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