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CC-Link IE Field対応のインタフェースカード:日本モレックス SST-CCIE-S-PCU
日本モレックスは、CC-Link IE Fieldに対応する、PCIスレーブ用インタフェースカードを発表した。自動車製造や半導体製造分野のロボット制御、マシン間通信、診断などの用途に向ける。
日本モレックスは2015年10月、CC-Link IE Fieldに対応する、PCIインタフェースカード「SST CC-Link IE FieldスレーブPCIカード」を発表した。自動車製造や半導体製造分野のロボット制御、マシン間通信、診断、データ収集などの用途に向ける。
120×64.4mmの小型サイズ
SST CC-Link IE FieldスレーブPCIカードは、CC-Linkパートナー協会(CLPA)の仕様に準拠し、インテリジェント機器やリモート機器、リモートI/O(Input/Output)モジュールなどのCC-Link IE Field機器の用途に対応できる。サイズは120×64.4mmと小型で、設置面積の削減が可能。消費電力は0.5Aで、熱生成も低く抑えた。
ブラケットは、フルサイズ/ハーフサイズの2種から選択可能で、各種PCI(Peripheral Component Interconnect)プラットフォームへ対応できる。プリント基板(PCB)にびょう止めすることで、高振動環境下での基板とブラケットの分離を防止している。
さらに、統合されたビルトインスイッチにより、リングトポロジー冗長性に対応。ネットワークシステムのダウンタイムを緩和できる。VxWorks 6.x、Windows 7/8などの汎用OSに対応するため、機械メーカーのさまざまな組み込み要件に適合するという。
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