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ESD保護に適した双方向TVSダイオードアレイリテルヒューズ SP1333シリーズ

リテルヒューズは、高性能家電やウェアラブル機器のESD保護(静電気対策)に適した双方向TVSダイオードアレイ「SP1333」シリーズを発表した。逆並列構造のダイオードにより、データ回線の対称ESD保護を提供し、最大±30kVまで対応する。

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 リテルヒューズは2019年1月、高性能家電やウェアラブル機器のESD保護(静電気対策)に適した双方向TVSダイオードアレイ「SP1333」シリーズを発表した。1月中旬より販売を開始する。


双方向TVSダイオードアレイ「SP1333」シリーズ

ESDの保護は最大±30kVまで対応

 同シリーズの第1弾製品となる「SP1333-01UTG」は、独自のシリコンアバランシェ技術により、ダイオードが逆並列構造になっている。そのため、継続的に発生するESDストライクを性能を劣化させずに安全に吸収し、データ回線の対称ESD保護を提供するとともに、最大±30kVまで対応する。

 また、キャパシタンスがIO当たり10pFと低く、デジタル信号の品質を維持しつつデータ損失を最小化する。リーク電流が50nA以下、クランプ電圧も5V(1A)と低く、5A超のサージ耐性を有することから、電子機器の稼働寿命を延長する。

 ブレークダウン電圧は3.3V。同シリーズがラインアップに加わることで、同社の0201パッケージTVSダイオードアレイシリーズは、3.3〜36Vまでのブレークダウン電圧範囲に対応可能となる。

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