低オン抵抗汎用PチャンネルMOSFET：トレックス XP23シリーズ

トレックス・セミコンダクターは、低オン抵抗で高速スイッチング特性を備えた、汎用PチャンネルMOSFET「XP23」シリーズを発表した。オン抵抗は0.33〜5Ωで、耐圧は30V、ドレイン電流は0.2〜1.5Aとなっている。

[EDN Japan]

　トレックス・セミコンダクターは2019年9月、低オン抵抗で高速スイッチング特性を備えた、汎用PチャンネルMOSFET「XP23」シリーズを発表した。オン抵抗が異なる「XP231P0201TR」「XP232P0501TR」「XP233P1501TR」の3種をそろえる。

PチャンネルMOSFET「XP23」シリーズ

0.33〜5Ωの低オン抵抗

　オン抵抗（V_GS＝−4.5V）は、XP231P0201TRが5Ω、XP232P0501TRが1.25Ω、XP233P1501TRが0.33Ω。耐圧は30V、ドレイン電流はそれぞれ0.2A、0.45A、1.5Aとなる。静電対策としてゲート保護ダイオードを内蔵するほか、EUのRoHS指令、Pbフリー対応で環境に配慮している。

　2.9×2.4×1.5mmの小型SOT-23パッケージで供給され、参考価格は100円（税別）。既に量産を開始している。主な用途として、リレー回路、スイッチング回路などでの利用を見込む。