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水晶発振器搭載のクロックジェネレーター:ルネサス VersaClock 7
ルネサス エレクトロニクスは、水晶発振器を搭載したプログラマブルクロックジェネレーター「VersaClock 7」を発売した。ユーザー自身で周波数や入出力レベル、汎用I/Oピン機能を設定できる。
ルネサス エレクトロニクスは2022年11月、水晶発振器を搭載したプログラマブルクロックジェネレーター「VersaClock 7」を発売した。ユーザー自身で周波数や入出力(I/O)レベル、汎用I/O(GPIO)ピン機能を設定できる。
2段階の放電過電流検出機能
水晶発振器を内蔵しており、差動出力は8または12。電源電圧は1.8、2.5、3.3Vに対応し、位相ジッタは12k〜20MHzで150フェムト秒となる。デジタルホールドオーバーやヒットレススイッチング機能を内蔵した。
インタフェースは、SPI、I2C、SMBUSを備える。PCIe Gen 1〜6や同期イーサネットにも対応。OTP(ワンタイムプログラマブル)では、最大27種を設定可能だ。外付けEEPROMにも対応している。
パッケージは、5×5または6×6mmのQFNを採用した。同社のWindows用アプリケーションソフトウェア「Renesas IC ToolBox(RICBox)」によりカスタマイズ設定を作成し、プログラミングを実施できる。
主な用途として、高性能コンピューティングやデータセンター、通信インフラ機器でのPCIe、ネットワークアプリケーションなどでの利用を見込む。
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