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高密度広帯域向けベクトル信号発生器:キーサイト N5186A MXG
キーサイト・テクノロジーズは、高密度広帯域マルチチャンネル用途向けのベクトル信号発生器「N5186A MXG」を発表した。信号出力が最大8.5GHz、変調帯域幅が960MHzとなっている。
キーサイト・テクノロジーズは2023年9月、高密度広帯域マルチチャンネル用途向けのベクトル信号発生器「N5186A MXG」を発表した。
同製品は、最大8.5GHzの信号出力を4チャンネルで出力可能。同社独自技術のDDS(ダイレクトデジタルシンセシス)D-Aコンバーターを採用していて、変調帯域幅は1チャネル当たり960MHzとなっている。
2Uラックサイズを採用
EVM(エラーベクトル振幅)やACPR(隣接チャネル電力比)性能に優れ、信号の歪みを抑えられる。ラックは小型の2Uサイズを採用した。
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