次世代車載インタフェース対応 SFPネットワークテストプラットフォーム:キーサイト Novus mini automotive
キーサイト・テクノロジーは、SFPネットワークテストプラットフォーム「Novus mini automotive」を発表した。10BASE-T1SやマルチギガバイトBASE-T1など次世代車載インタフェースに対応する。
キーサイト・テクノロジーは2025年1月、SFP(Small Form-factor Pluggable)ネットワークテストプラットフォーム「Novus mini automotive」を発表した。
同プラットフォームは、10BASE-T1Sに加え、100Mビット/秒、2.5Gビット/秒、5Gビット/秒、10Gビット/秒をサポートするマルチギガバイトBASE-T1といった次世代車載インタフェースに対応。機能別カードを用いる方式ではなく、既存のカードにモジュールを差し込むことで、各ポートの速度をフレキシブルに組み合わせられる方式を採用した。
トラフィック生成とプロトコルテストの双方に対応
単一のプラットフォームでトラフィック生成とプロトコルテストの双方を行えるため、複数のツールを用意せずにテストのプロセス最適化やワークフローの簡素化が図れ、時間も短縮できる。
また、データリンク層やネットワーク層、セッション層、トランスポート層、プレゼンテーション層、アプリケーション層の各レイヤーに対応する。これによってレイヤーを越えたコンポーネントの相互運用性の検証に役立つ。
TSN 802.1AS 2011/2020、802.1Qav、802.1Qbv、802.1CB、802.1Qciのフルラインレートおよびコンフォーマンステストの自動化に対応。不正アクセスや安全でないデバイス、欠陥を有するデバイスからのネットワーク侵入を防止する。
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