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±1500Aの絶縁電流測定が可能な車載センサー、リテルヒューズEV、HEV向け

リテルヒューズは、EVおよびHEV向けの車載用電流センサー6種を発売した。最大±1500Aの絶縁電流測定が可能だ。

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車載用電流センサー「CH1B02xB」「CH1B032B」「CH1B040B」「CH1B02xM」「CH1P01xM」「CH1B050P」
車載用電流センサー「CH1B02xB」「CH1B032B」「CH1B040B」「CH1B02xM」「CH1P01xM」「CH1B050P」 出所:リテルヒューズ

 リテルヒューズは2026年2月、電気自動車(EV)およびハイブリッド車(HEV)向けの車載用電流センサー6種を同月上旬に発売する。最大±1500Aの絶縁電流測定が可能だ。

 同シリーズは、バッテリー管理システムやモーターインバーター、高電圧(HV)ジャンクションボックス、パワーリレーアセンブリといった用途に適する。オープンループホール効果方式を採用していて、アナログ電圧出力およびCAN、LIN通信に対応した。

 CAN2.0B通信機能搭載モデルでは、AUTOSAR E2E Profile 1A診断やASIL-C準拠の電流測定機能を備える。バッテリー制御ユニットやディスコネクトユニットなど、安全性要求の高いシステムに組み込みやすい構成になっている。

用途別に製品展開

 同社は、用途別に同シリーズを展開する。バッテリー管理センサー「CH1B02xB」「CH1B032B」「CH1B040B」では、バッテリーマネジメントシステム(BMS)やDCリンク、HVジャンクションボックス向けにアナログまたはCANベースの測定が可能だ。

 モーター制御向けの「CH1B02xM」「CH1P01xM」は、最大±1500A(CH1P01xMは±900A)に対応。低ノイズのレシオメトリックアナログ出力が可能で、高速スイッチングインバーターに適する。

 パイロヒューズトリガーモジュール「CH1B050P」は、過電流検知後数マイクロ秒以内にヒューズを直接作動させることが可能。同社発表によると、既存のアーキテクチャと比べて応答速度が3倍以上に達したという。

 アナログ出力モデルは高速応答を重視するインバーター用途に適する。デジタル出力モデルはCAN/LIN通信と診断機能を内蔵し、車両ネットワークとの統合性を高めた。ASIL-C準拠モデルでは継続的な状態監視により迅速な故障検出を支援する。

 電源電圧が5V、測定精度が±4%(−40〜+85℃)、保存温度範囲が−40〜+125℃。実装形態はパネルまたはシャシー取り付けで、質量は約105gだ。

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