ニュース
TMR技術採用オムニポーラ磁気スイッチ、リテルヒューズ:小型バッテリー駆動機器向け
リテルヒューズは、TMR技術を用いたオムニポーラ磁気スイッチ「LF21173TMR」「LF21177TMR」の販売を開始した。消費電流が160nAと低く、小型バッテリー駆動システムでの用途に適する。
リテルヒューズは2026年2月、トンネル磁気抵抗(TMR)技術を用いたオムニポーラ磁気スイッチ「LF21173TMR」「LF21177TMR」の販売を開始した。小型バッテリー駆動システムでの用途に適する。
両製品は、TMR素子とCMOS回路を備えた磁気スイッチICだ。消費電流は160nA(typ.)で、同社発表によると既存のホール効果スイッチと比較して大幅に消費電力が低減したという。
動作電圧は1.8〜5.5Vと幅広く、複数の磁気閾値に対応する。N極、S極のいずれにも反応するオムニポーラ動作により、実装時に磁石の極性を合わせる調整が不要。レイアウト設計を簡素化できる。
動作閾値、リリース閾値の異なる2製品をラインアップ
LF21173TMRは動作閾値(B動作)が9ガウス、リリース閾値が6ガウスで感度が高い。LF21177TMRはそれぞれ30ガウス、21ガウスとなっていて、より強い磁界への反応向けを想定している。両製品とも周波数応答は50Hz、出力タイプはプッシュプル出力、検知軸はX軸だ。
パッケージは小型のLGA4を採用した。同社は、スマートガスメーターやスマート水道メーター、持続血糖値モニター、ドラッグデリバリーペン、ロボット家電、Eバイクなどさまざまな用途を想定している。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
±1500Aの絶縁電流測定が可能な車載センサー、リテルヒューズ
リテルヒューズは、EVおよびHEV向けの車載用電流センサー6種を発売した。最大±1500Aの絶縁電流測定が可能だ。
12Vバッテリー向け車載TVSダイオード、リテルヒューズ
リテルヒューズは、車載向けTVSダイオード「TPSMB」非対称シリーズを発売する。非対称のクランピング特性を採用していて、12Vバッテリーの逆接続保護用途に特化した設計になっている。
システム小型化に寄与 リテルヒューズの480A対応MOSFET
リテルヒューズは、X4クラスのウルトラジャンクションMOSFET「MMIX1T500N20X4」を発売した。200V、480Aに対応していて、システム全体の小型化に寄与する。
EV向けに堅牢性を重視 リテルヒューズの車載高電圧ヒューズ
リテルヒューズは、車載向け高電圧ヒューズ「828」「827」シリーズを発売する。最大定格は、828シリーズが1000VDC、827シリーズが800VDCで、車載用電子部品規格「AEC-Q200」に準拠している。
ゼロパワー動作が可能 リテルヒューズの負荷駆動型ラッチングリレー
リテルヒューズは、HVACやビル制御向けの60V、2Aソリッドステートラッチングリレー「CPC1601M」シリーズを発売する。負荷から動作電力を取得することで、バッテリーレス動作を可能にする。
