ニュース
メンテナンス負荷低減、車載SSR向けフォトカプラ 東芝D&S:フォトボルタイック出力
東芝デバイス&ストレージは、車載機器のSSR向けフォトボルタイック出力フォトカプラ「TLX9920」の出荷を開始した。MOSFETと組み合わせて用いることで、高電圧および大電流のスイッチングに対応する。
東芝デバイス&ストレージは2026年3月、車載機器のソリッドステートリレー(SSR)向けフォトボルタイック出力フォトカプラ「TLX9920」を製品化し、出荷を開始した。
同製品は、高耐圧パワーMOSFETのゲート駆動に適する。MOSFETと組み合わせて用いることで、高電圧および大電流のスイッチングに対応可能。SSRは機械的接点を持たないため、接点摩耗や劣化といった課題を解消し、メンテナンス負荷を低減できる。
長沿面距離と高絶縁耐圧で車載用途に対応
沿面距離は8mm以上を確保した。国際規格「IEC 60664-1」において、動作電圧が400V以上、汚染度IIの環境で使用する際に必要とされる沿面距離5.6mm以上に対応可能。絶縁耐圧は5000Vrms(最小)だ。車載用電子部品規格「AEC-Q101」にも準拠した。
開放電圧が13.5V(最小)、短絡電流が8μA(最小)。トリガーLED電流は最大3mAと低く、ターンオン時間は最大1.0ミリ秒、ターンオフ時間も最大1.0ミリ秒とした。動作温度範囲は−40〜+125℃で、3.84×10.0×2.1mmのSO6Lパッケージを採用した。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
フォトカプラでもラッチ回路ができる!?
2端子ラッチ回路というと多くの読者は“サイリスタSCRを使ったラッチ回路”を思い浮かべるだろう。まさにその通りなのだが、少し発想を変えると、サイリスタよりも手ごろなフォトカプラで2端子ラッチ回路が構成できることが分かった。今回は、“フォトカプラのラッチ回路”を紹介しよう!
フォトカプラでアイソレーションアンプを構成
入力/出力をフローティングにするときや、電位差の異なる信号を検出するときなどにアイソレーションアンプが必要になる。ここでは米Clareのリニアフォトカプラ(LIA100)を用いて、低価格で比較的簡単に製作できるアイソレーションアンプを紹介する。
駆動回路を小型化、車載ブラシ付きDCモーター用ゲートドライバー
東芝デバイス&ストレージは、パワーバックドアなどの車載ボディー系アプリケーション向けに、ブラシ付きDCモーター用ゲートドライバー「TB9104FTG」のサンプル提供を開始した。
独自方式で安定した信号伝送 東芝D&Sのデジタルアイソレーター
東芝デバイス&ストレージは、産業機器向けの2チャンネルスタンダードデジタルアイソレーター「DCL52xx00」シリーズ4種の出荷を開始した。磁気結合型絶縁伝送方式による安定した信号伝送が特徴だ。
熱抵抗15%低減 新パッケージ採用NチャネルパワーMOSFET、東芝D&S
東芝デバイス&ストレージは、新パッケージ「SOP Advance(E)」を採用した産業用機器向けのNチャネルパワーMOSFET「TPM1R908QM」(80V耐圧)と「TPM7R10CQ5」(150V耐圧)を発表した。
