600mmの中距離検出が可能な近接センサー、家電用の在席検知など:高集積で体積65%減
ビシェイ・インターテクノロジーは、最大600mmの中距離検出に対応する、近接センサー「VCNL36758」を発表した。IRエミッターやフォトダイオード、アンプ、12ビットA-Dコンバーターを集積している。
ビシェイ・インターテクノロジーは2026年4月、最大600mmの中距離近接検出に対応する、近接センサー「VCNL36758」を発表した。すでにサンプルおよび製品の提供を開始していて、量産時の標準納期は16週間だ。
同製品は、同社従来品と比べて体積を65%削減した。IRエミッターやフォトダイオード、アンプ、12ビットA-Dコンバーターを1チップに集積している。
内蔵したIRエミッターは、内部で選択できるレジスターを備えた電流シンクによって駆動する。これにより、検出距離や消費電力を最適化できる。インテリジェントな外乱光キャンセル機能を搭載し、周囲光の影響下でも安定した近接検知が可能だ。高感度特性により、ダークレンズ設計にも対応できる。
プログラマブルな割り込み機能を搭載
上限および下限しきい値を設定できる割り込み機能も搭載した。マイクロコントローラーとの継続的な通信を減らし、システム消費電力を低減する。単一コマンドで1回の測定を実行できるアクティブフォースモードも備えた。
エミッター波長は940nmで、可視光のレッドテールを発生させない。動作温度範囲は−40〜+85℃、動作電圧は1.7〜3.6V、LEDパルス電流は240mA。5.0×2.0×1.5mmの10ピンモールドパッケージを採用し、RoHS準拠のハロゲンフリー仕様となっている。
同社は、プリンタやコピー機、タブレット、玩具やロボットの衝突回避、家電製品のディスプレイ起動向け在席検知、照明制御、トイレ設備起動、駐車場の空きスペース検知などでの用途を想定している。
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