スイスビット初のPCIe対応SSD、HMI向けなど30種以上:自社製BiCS8 NANDなど使用
スイスビットは、組み込みアプリケーション向けのPCIe Gen4 SSD「N7000」シリーズを発表した。容量、機能、温度範囲が異なる30種類以上をラインアップする。
スイスビットは2026年5月、組み込みアプリケーション向けのPCIe Gen4 SSD「N7000」シリーズを発表した。容量、機能、温度範囲が異なる30種類以上をラインアップし、すでにエンジニアリングサンプルの供給を開始している。
自社でパッケージングしたBiCS8 NANDに、自社開発のコントローラーとファームウェアを組み合わせた、同社初のPCIeソリューションだ。NVMeの電源喪失通知機能に対応し、ホストメモリバッファーを備えたDRAMレスコントローラー設計を採用。セキュリティ機能では、AES256暗号化やTCG Opal 2.0、暗号化消去を備える。
汎用性の高い「N7000」は、240G〜3.84Tバイトの容量に対応する。フォームファクターはM.2 2242とM.2 2280を用意した。温度範囲は、0〜+70℃のCグレードと−40〜+85℃のIグレードから選択できる。
Cグレードは、POS、ATM、ヒューマンマシンインタフェース(HMI)、デジタルサイネージ、産業用IoTなどの用途を想定する。Iグレードは、PLCシステムやモーションコントロール、組み込みコントローラー、マシンビジョン、自律型ロボットなど、より厳しい温度環境での利用に対応する。オプションでヒートシンク構成も選択できる。
高耐久モデルも用意
高耐久モデルとして、pSLC技術を採用した「N7600」も展開する。容量は80G〜1.28Tに対応し、pSLCはTLCの10倍を超える書き込み耐久性を備える。ロギングやキャッシング、継続的なデータ収集など、書き込み負荷の高い用途に適する。
これらに加えて、今後はミッションクリティカル用途向けの「N7001」「N7601」も追加する。N7000、N7600の機能に加え、ハードウェアベースの高速消去と書き込み保護機能を統合する。コンフォーマルコーティングのオプションも用意する予定だ。
N7000の供給は、Cグレードモデルから始める。続いてIグレードモデルを供給し、N7001とN7601は2026年半ばに供給を開始する予定としている。
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