AKMが初のオーディオ用オペアンプを展示 後発も「確かな手応え」:OTOTEN2026
旭化成エレクトロニクス(以下、AKM)はオーディオ/オーディオビジュアル製品の展示会「OTOTEN2026」(2026年6月19〜21日、東京国際フォーラム)に出展し、オーディオ用オペアンプIC「AK4911/4912」を展示した。同社DACブランド「VELVET SOUND」の回路設計ノウハウを反映した製品で、日本国内の展示は今回が始めてだ。
旭化成エレクトロニクス(以下、AKM)はオーディオ/オーディオビジュアル製品の展示会「OTOTEN2026」(2026年6月19〜21日、東京国際フォーラム)に出展し、オーディオ用オペアンプIC「AK4911/4912」を展示した。
市場で後発も「音質に強み」
AK491xシリーズは、2026年5月に発表されたAKMのオーディオ製品用オペアンプICだ。シングルチャンネルの「AK4911」とデュアルチャンネルの「AK4912」を用意していて、日本国内での展示は今回が初めてになる。
AKMの担当者によると、本製品は同社初のオーディオ用オペアンプ製品だという。「これまでオーディオ用A-Dコンバーター(ADC)やD-Aコンバーター(DAC)を展開してきたが、単独でオーディオシステム全体を提供できないことが弱点だった。一貫提供体制の実現に向けて、まずはオペアンプICを開発した」(AKM担当者)
最大の特徴が、AKMのD-Aコンバーター(DAC)ブランド「VELVET SOUND」の音作りの思想を反映したことだ。「VELVET SOUNDで培った高音質回路設計のノウハウを落としこみ、高音質を実現した。市場では後発になるが、競合他社製品に負けない特性も実現している。そのうえで音質という、カタログスペックからは見えない部分が強みになる」(AKM担当者)
国内外メーカーからの反応に「確かな手応え」
OTOTEN2026では他社製オペアンプとの比較試聴や、AKM製フラグシップDAC「AK4499EX」との組み合わせ試聴なども実施。製品開発者から一般消費者まで多くの参加者が試聴を行っていて「最終的な好みは人それぞれだが、少なくとも比較試聴では、多くの人が違いを実感してくれている」(AKM担当者)という。
AK491xシリーズのサンプル提供はすでに開始していて、量産は2027年初頭の開始を予定する。「バリエーションなどは市場のリアクションを見てから検討したいが、現時点でも国内外のメーカーから反応が寄せられていて、確かな手応えを感じている」(AKM担当者)
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