ニュース
10回転の絶対位置検出に対応、Vishayのホール効果式位置センサー:産機のモーション制御用途に
Vishayは、最大10回転(3600度)の絶対位置検出に対応するホール効果式位置センサー「34 PHE」を発表した。高精度かつ長寿命で、産業機器のモーション制御用途に適する。
過酷な環境下で高い精度と長寿命を実現
Vishay Intertechnology(以下、Vishay)は、最大10回転、3600度の範囲で直線または回転変位を検出できるホール効果式センサー「34 PHE」を発表した。非接触のホール効果技術を採用し、フルストロークで最大±1%の直線性、1度の分解能、1000万回を超える動作寿命を実現する。
同製品は、過酷な環境下で高い精度と長期安定性を必要とするサーボループモーション制御システム向けに設計されている。主な用途として、産業用モーターやアクチュエーターの変位追跡、太陽光パネルのアライメントシステム、流量制御バルブの位置決めが挙げられる。Vishayによると、前世代製品と比べて40%の低コスト化を実現しているという。
34 PHEはIP65準拠の防塵/防水性能を備え、最大20Gの振動および最大50Gの衝撃に耐える。逆接続保護(−14VDC)および過電圧保護(+28VDC)を内蔵していて、外部保護回路の必要性を低減する。単一またはデュアルのアナログレシオメトリック出力、あるいはデジタルPWM出力をサポートする。デュアル出力モードでは、2つのチャンネルが互いに反対方向に位置を追跡することで、基本的な故障検出を可能にする。また、34 PHEは電源投入後すぐに位置情報を出力し、停電後であっても再校正、原点復帰、初期化を行うことなく位置を報告する。
34 PHEのサンプルおよび量産品は現在提供中だ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
「分解能0.1%」の静電容量式位置センサーを構成する
今回は、分解能が0.1%の静電容量式位置センサーを実現できる回路を紹介する。
0〜40mmのストロークを高精度に測定するリニア位置センサー、Vishay
Vishayのリニア位置センサー「40 LHE」は、0〜40mmのストロークをフルストローク精度±1%で測定する。ホール効果技術を採用し、12μmの分解能と1000万回を超える寿命を実現していて、微小変位を監視するサーボループモーション制御システムに適している。
ドーム高さ42%増、Vishayの新透過型センサー
VishayのVT171PおよびVT172Uは、従来比42%高いドーム構造を採用した透過型センサーである。大型コードホイールに対応し、設計柔軟性を高める。
デュアル誘導型回転位置センサー
オンセミは、デュアル誘導型回転位置センサー「NCS32100」を発表した。誘導型センサーの設計に関する同社の知識を活用し、誘導型エンコーダーの高信頼性と一般的な光学式エンコーダーの精度および速度を備えている。
ワイパーの位置を検出する
今回は、プリセット可能なアップ/ダウンカウンターを2つ用いて、デジタルプログラマブルポテンショメーター(DPP)のワイパーの位置をデジタル記録し、保持する回路を紹介する。
ファンより先回り!――ユニット電源の修理(2)
EWS300電源の修理の続きを報告する。故障原因を突き止めたものの、顧客仕様のDCファンが手に入れられず、結局、修理が完了しなかった。今回は、標準品のDCファンとアタマを使って、何とか修理を終えようと思う。
