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低周波ノイズ抑制に効果 「Silent Switcher 3」に42V入力品が登場高電圧対応が要求される用途に(2/2 ページ)

Analog Devicesは超低ノイズのスイッチングレギュレーター「Silent Switcher 3」の新製品として、42V対応の「LT83401/LT83402」を発表した。自動車などの高電圧対応が求められるアプリケーションに使用できるようになる。

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入力ノイズ低減にフォーカスしたSilent Switcher 1/2

 Silent Switcher 1は、

  • ボンディングワイヤをフリップチップに置き換えることで寄生成分をなくし、高調波を抑制する
  • ホットループを2つの小さなループに分割することで、高調波のエネルギーを低減する
  • 2つのループによって磁界を相殺し、EMIの伝搬を阻止する

といった方法で、低いEMI放射と、高速スイッチング、高効率を実現した。

 Silent Switcher 2では、LQFNパッケージ内に入力コンデンサーを内蔵した。これにより、ホットループとグランドプレーンをパッケージ内に納められるので、PCBレイアウトによるEMIの影響を極力抑えられるようになった。

 Silent Switcher 1/Silent Switcher 2では入力ノイズの抑制に注力していたのに対し、出力ノイズの抑制をより重視したのがSilent Switcher 3だ。特に10Hz〜100kHzのような低周波で発生するノイズを大幅に削減している。

 Cheng氏は「高周波の出力ノイズはコンデンサーを使うことで比較的抑制しやすい。一方で低周波ノイズは抑制が難しく、後段にLDO(Low Dropout)を追加してノイズを低減するといったアプローチを取っていた」と説明する。ただしこの方法だと、効率の低下や部品点数の増加などの課題を招く。そこで、低周波ノイズの抑制を目指して開発されたのがSilent Switcher 3だ。「もともとSilent Switcherは、車載用製品でのノイズを抑制したいというニーズから開発された製品。低周波から高周波までのノイズをおさえることが目的だった」とCheng氏は述べる。Silent Switcher 3を使うことで、LDOを追加しなくても低ノイズの電源回路を実現できるようになると同氏は付け加えた。

Silent Switcher 1〜3の変遷[クリックで拡大] 出所:Analog Devices
Silent Switcher 1〜3の変遷[クリックで拡大] 出所:Analog Devices

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