最大20Gbpsに対応の低消費電力MIPI D-PHY SerDes:リンク当たり100mW未満で動作
EverProXは、最大20Gbpsで長距離伝送できるMIPI D-PHY SerDesチップセット「MSDL 20G」を提供する。従来のMIPI D-PHYが抱える帯域幅、EMI、伝送距離の制約を克服しながら、消費電力を1リンク当たり100mW未満に抑える。
「Silicon Line MIPI Serial Data Link(MSDL)」ファミリー第1弾
EverProXは「Silicon Line」ブランドで、シリアル化されたリンクを介して、それぞれ最大10Gビット/秒(bps)の2系統のMIPI D-PHYカメラストリームを同時に集約するSerDesチップセット「Silicon Line MIPI Serial Data Link(MSDL)」ファミリーを提供する。第1弾のデュアルポートチップセット「MSDL 20G」は、MIPI D-PHY接続の伝送距離を数十メートルまで延長する。
SL8582xシリアライザーとSL8581xデシリアライザーで構成する同チップセットは、従来のMIPI D-PHYが抱える帯域幅、EMI(電磁妨害)、伝送距離の制約を克服しながら、消費電力を1リンク当たり100mW未満に抑える。高解像度カメラ、ディスプレイ、プロセッサ間を低消費電力で接続できる。
MSDL 20Gは、1本または2本のシリアル化リンクを介して、シングルカメラまたはステレオカメラの映像を最大2系統同時に伝送できる。VCSELドライバーとトランスインピーダンスアンプ(TIA)を内蔵していて、光リンクでは数十メートル、差動銅線リンクでは最大2mまで伝送できる。標準消費電力は、内蔵サイドバンドSerDesを除き、光リンクが1リンク当たり71mW、電気リンクが同87mWだ。
MSDL 20G(SL8582x/SL8581x)は現在、早期アクセス顧客向けにベアダイまたは4×4mmのμBGA-78パッケージでサンプル出荷している。リンク検証用の評価キットも提供を開始している。
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