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デバッガーツール搭載のMCU用ターゲットボード:ルネサス RXターゲットボード
ルネサス エレクトロニクスは、32ビットマイクロコントローラー(MCU)「RX」ファミリー「RX65N」「RX130」「RX231」グループ用の「RXターゲットボード」を発売した。キットとして、オンチップデバッガツールを搭載している。
オンチップデバッガツールを搭載
ルネサス エレクトロニクスは2018年2月、32ビットマイクロコントローラー(MCU)「RX」ファミリー「RX65N」「RX130」「RX231」グループ用の「RXターゲットボード」を発売した。価格は1個30米ドル(税別)前後。家電製品、ビル用、産業用オートメーションの機器などの組み込み開発に適している。
RXターゲットボードは、どのボードにも同じプリント配線板を使用し、100ピンのLQFPパッケージを搭載。ボード回路図、部品表、サンプルコード、ユーザーズマニュアル、アプリケーションノートなども含まれている。
搭載MCUの簡単な評価、開発が行え、全てのMCU信号ピンにアクセスが可能なピンヘッダ用スルーホールを備えている。これにより、標準のブレッドボードに相互接続して試作品を開発できる。各ボードはオンチップデバッガーツールを搭載。追加ツールを購入しなくとも、アプリケーションソフトウェアの設計が可能だ。
また、エミュレーター回路も搭載。USBケーブルとPCと接続するだけでプログラムデバッグができ、同社の統合開発環境「e2 studio」が使用できる。
今後追加するターゲットボードでは、低消費電力の「RX100」シリーズから高性能の「RX700」シリーズまで、RXファミリー全体をカバーする予定だ。
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