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最小クラスのセルラーLTE Cat 1モジュールユーブロックス LARA-R6、LENA-R8

ユーブロックスは、セルラーLTE Cat 1モジュール「LARA-R6」「LENA-R8」を発表した。複数の地域で認定された5つのバリエーションをそろえ、単一のSKUでシームレスなグローバルローミングが可能となっている。

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 ユーブロックスは2022年1月、セルラーLTE Cat 1モジュール「LARA-R6」「LENA-R8」を発表した。複数の地域で認定された5つのバリエーションをそろえ、単一のSKU(在庫管理ユニット)でシームレスなグローバルローミングが可能だ。同年2月に、エンジニアリングサンプルの提供を開始する。


セルラーLTE Cat 1モジュール「LARA-R6」(左)、「LENA-R8」(右)

 LARA-R6はプロフェッショナルグレードで、サイズが24×26×2.6mm。同社によると、LTE Cat 1モジュールでは世界最小クラスになるという。LENA-R8は標準グレードで、低消費電力の「u-blox M10」GNSS(全地球測位システム)レシーバーを内蔵した。

デュアルRxアンテナを採用

 また、LARA-R6はデュアルRx(レシーバー)アンテナを採用し、屋内など受信しづらいエリアや、VoLTE(Voice over LTE)を用いた音声通信などにも対応可能となっている。

 RoT(Root Of Trust)やセキュアブートに加えて、定期的にセキュリティ機能をアップデートするなど、セキュリティ性に重点を置いている。テレマティクスやトラッキング、アラームパネル、医療アプリケーション、POSデバイス、スマートメーターといった用途に適する。

 LENA-R8は、部品コストやデータ料金を低く抑えられ、主にEMEAやAPAC、南米地域の顧客に向けたものとなっている。Rxアンテナ1基を備えており、2Gフォールバック機能を搭載。内蔵のu-blox M10 GNSSレシーバーは、同時に最大4つのGNSS衛星群を受信できる。

 両製品は、セルラーネットワークを用いた同社の位置情報サービス「CellLocate」をサポートし、GNSS信号を受信できない際もおおよその測位データを得られる。

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