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高効率が音にも好影響? GaN採用オーディオアンプのメリットとはインフィニオンが解説(2/2 ページ)

インフィニオン テクノロジーズ ジャパン(以下、インフィニオン)は2026年6月17日、窒化ガリウム(GaN)や炭化ケイ素(SiC)といった次世代パワー半導体を用いたオーディオ用クラスDアンプのメディア向け説明会を開催した。パワー半導体と同様の理屈でクラスDアンプにも好影響を与えることを紹介。オーディオイベントでは試聴展示も行われた。

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SiCアンプは大出力プロオーディオに最適

 インフィニオンは、「CoolSiC」シリーズのSiC-MOSFETを採用したクラスDアンプ評価ボード「REF_Audio_SiC_2kW」も展開している。こちらも広帯域や低歪、小型化、低発熱化が実現可能で、特にビルの会議用システムなど、大規模高出力な業務用オーディオシステムに最適だという。

 「クラスDアンプに限って言えば、GaNは音質重視のハイファイシステムや小型化、SiCは大出力のプロオーディオ用途で特に効果を発揮する。それぞれ違う特徴を持つため、違うアプリケーションやカテゴリーに向けて訴求していきたい」(本田氏)

SiC-MOSFET採用クラスDアンプ評価ボード「REF_Audio_SiC_2kW」
SiC-MOSFET採用クラスDアンプ評価ボード「REF_Audio_SiC_2kW」[クリックで拡大]

オーディオイベントで試聴展示

 2026年6月19〜21日にかけて開催されたオーディオ/オーディオビジュアル製品の展示会「OTOTEN2026」(東京国際フォーラム)では、東京エレクトロンデバイス(TED)が出展し、インフィニオンのGaNアンプの試聴展示を行った。

 2025年に出展した際は試聴なしの製品展示のみで、「実際の音を聴きたい」との要望が多くあったため試聴展示に至ったそうだ。初日の6月19日は一般参加者が有料のプレミアムデーだったため、主に業界関係者が来訪したそうだが、試聴参加者からは「GaNの方が音が良い」という声が多く聞かれたという。

「OTOTEN2026」TEDブースの様子
「OTOTEN2026」TEDブースの様子[クリックで拡大]

 「GaNアンプの方が音の解像度や粒立ちが良く、低域がハッキリ聴こえるなどの感想が多い。初日は200人以上がブースに訪れた。現状、GaNアンプを採用した最終製品がほとんどないため、こうしたイベントなどで市場の意見を集めて今後の参考にしたい」(TED担当者)

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