新パッケージで電力損失耐量2倍 表面実装TVSダイオード:AOI対応でX線検査が不要に
ビシェイ・インターテクノロジーは、表面実装TVSダイオード「T3KNxxA」「T3KNxxCA」「3KDFNxxA」「3KDFNxxCA」シリーズを発表した。単方向と双方向品をそろえ、最大3000Wの電力損失耐量を備える。
ビシェイ・インターテクノロジーは2026年5月、表面実装TVSダイオード「T3KNxxA」「T3KNxxCA」「3KDFNxxA」「3KDFNxxCA」シリーズを発表した。単方向と双方向品をそろえ、最大3000Wの電力損失耐量を備える。すでにサンプルと製品を提供中で、量産時の標準納期は12週間だ。
車載グレードのT3KNxxAおよびT3KNxxCAは、車載向け電子部品規格「AEC-Q101」に準拠する。最大接合温度は185℃。先進運転支援システム(ADAS)やLiDAR、インフォテインメント、カメラ、DC-DCコンバーター、バッテリーマネジメントシステム(BMS)などでの用途に適する。
3KDFNxxAおよび3KDFNxxCAは、産業向け認定「LL15i」に準拠した。同社は、ロボット制御ボードや自動化システム、プロセスおよびフロー制御計測機器、発電機始動コントローラー、エネルギー貯蔵システム、通信機器、医療機器など幅広い用途を想定している。
電力損失耐量が倍増、高さは2割低減
いずれも「DFN6546A」パッケージを採用し、サイズは6.5×4.6×0.88mm(標準)。SMPC(TO-277A)パッケージとのフットプリント互換を維持しつつ、電力損失耐量を2倍に高めた。また、高さを約20%低減して低背化している。SMC(DO-214AB)パッケージと比較すると、同等の電力損失を維持しながら体積を約76%削減している。
ウェッタブルフランク構造により、自動光学検査(AOI)に対応したことで、X線検査を不要にした。自動実装に適し、吸湿レベルはMSL1、ピークリフロー温度は260℃に対応する。最大クランプ電圧は単方向で16.7〜33.2V、双方向で16.7〜137Vだ。
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