MIKROEが超低消費電力RTCボード、ウェアラブルなどに:超低消費電力と高精度を両立
MIKROEは、超低消費電力のリアルタイムクロックボード「RTC 27 Click」を発売した。アラームやウォッチドッグ機能を搭載し、温度補償によって高精度な時刻管理を実現する。
組み込み機器の時刻管理を容易
MikroElektronika(以下、MIKROE)は、アラーム、ウォッチドッグ、タイムスタンプ機能を備えた超低消費電力のリアルタイムクロック(RTC)ボード「RTC 27 Click」を発売した。mikroBUS拡張ボードソケット規格に準拠した本製品は、I2Cインタフェースを備えるNXP SemiconductorsのナノパワーCMOSリアルタイムクロック/カレンダーIC「PCF8525」を搭載している。Clickファミリーでは2000番目の製品となり、開発者は概念実証(PoC)設計、プロトタイプ、組み込みアプリケーションを迅速に構築できる。
RTC 27 Clickは、PCF8525の標準温度補償エンジンと内蔵温度センサーを利用して水晶発振子の周波数ドリフトを補正し、温度変化に対して標準で±30ppmの精度を実現する。温度補償を行わないRTC設計と比べ、最大5倍優れた時刻精度を実現するという。また、年、月、日、曜日、時、分、秒、100分の1秒を含む時刻およびカレンダー情報を提供する。
RTC 27 Clickは3.3Vおよび5Vのロジック電圧に対応。一方、PCF8525の消費電流は、3.3V電源で時刻保持モード時に標準64nAだ。このため、携帯型計測機器、ウェアラブル機器、産業機器、IoTアプリケーションなど、バッテリー駆動や常時動作が求められる設計に適している。
RTC 27 Clickは、MIKROEおよび販売代理店から販売されていて、単価は1個購入時で19米ドルだ。
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