東芝D&S、初の1.8V対応eFuse ノートPCやゲーム機に:各種保護機能も搭載
東芝デバイス&ストレージは、1.7〜5.5Vの入力電圧範囲で動作する電子ヒューズ「TCKE5シリーズ」を開発した。同社製eFuse ICとして初めて1.8V電源ラインに対応する。
東芝デバイス&ストレージは2026年10月、電源ラインの回路保護機能を内蔵した電子ヒューズ(eFuse)「TCKE5シリーズ」を開発したと発表した。ラインアップは「TCKE501UA」「TCKE501UL」「TCKE502UA」「TCKE502UL」の4品種で、すでに量産を開始している。USB機器やHDMI機器、ノートPC、ゲーム機器などの電源ラインの回路保護への使用を想定する。
1.8V対応で低電圧製品にも使用可能
新製品は入力動作電圧範囲が1.7〜5.5Vで、同社のeFuse ICとして初めて1.8V電源ラインに対応した。これにより、SDカードなどの低電圧駆動アプリケーションにも使用できる。
保護機能として、短絡保護機能に加え、過電流を検知すると出力を遮断する過電流保護機能を搭載する。過電流検出しきい値は外付け抵抗によって設定可能で、過電流保護機能には2.4ミリ秒(typ.)のマスク時間を設けて過渡的なピーク電流による不要な遮断を防ぐ。
ラインアップのうちTCKE501UA/TCKE502UAは自動復帰するオートリトライタイプ、TCKE501UL/TCKE502ULは外部からの信号で復帰するラッチタイプになる。スルーレートの異なる製品展開で、電源シーケンスに応じた製品を選択可能だ。
パッケージには小型/低背の「SOT-353F(UFV)」(2.0×2.1×0.7mm)を採用していて、実装面積の削減が可能。ウェアラブル機器やIoT機器などの省スペース化や高密度実装に貢献する。
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