高音質技術を電源に展開、高級オーディオ向け正電源LDO:組み合わせる負電源も開発中
日清紡マイクロデバイスは、高音質オーディオデバイスブランド「MUSES」において、ハイエンドオーディオ機器のアナログ回路向け電源に適した20V定格の正電源LDO「MUSES130」を発売した。低ノイズと高リップル除去率を実現し、MUSESオペアンプの電源として組み合わせて使用することを想定している。
日清紡マイクロデバイスは2026年10月、高音質オーディオデバイスブランド「MUSES」において、ハイエンドオーディオ機器のアナログ回路向け電源に適した20V定格の正電源LDO「MUSES130」を発売した。すでにサンプル出荷を開始していて、サンプル単価は550円(税込)だ。月産規模は10万個を予定する。
オペアンプの高音質技術を電源ICに展開
同製品は、MUSESで培った高音質化技術を電源ICへ展開したモデルで、先行して展開しているMUSESオペアンプの電源として組み合わせて使用することを想定している。音質を重視した回路技術やレイアウト技術などを用いることで、電源ICとしての基本性能だけでなく聴感上の品質にも配慮した。
主な仕様は、入力電圧範囲が2.3〜19V、出力電圧範囲が1.8〜17V、出力電流が200mA。出力雑音電圧は9μVrms(f=10Hz〜80kHz、標準値)、リップル除去率は75dB(1kHz時、標準値)を実現している。バイポーラプロセスを活用し、D-AコンバーターやI-V変換アンプ、ローパスフィルター、ラインアンプ、ヘッドフォンアンプなどのアナログ回路向け電源として、低ノイズで安定した電源供給を支援する。
パッケージには、小型/高放熱のDFN3030-8-GQ(3×3×0.75mm)を採用した。主な保護機能として、サーマルシャットダウン機能や過電流保護機能を備える。動作温度範囲は−40〜+125℃だ。
同社は、MUSES130と組み合わせて正負電源構成を実現する負電源品についても開発を進めていて、2027年第1四半期の量産を予定している。
※本記事は制作段階で生成系AIを利用していますが文責は編集部に帰属します(ITmedia AI倫理ポリシー)。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
小型ウェアラブル向け 小型/超低電力BLE Rxブースター
日清紡マイクロデバイスは2026年9月、Bluetooth Low Energyなどの2.4GHz帯無線通信向けに、超低消費電流のRxブースター「NT1741」を発表した。高いRF性能を維持しつつ、LNAモード時に1.5mA、バイパスモード時に1μAの低消費電流を達成している。
マイクロ波方式WPT向けダイオード、日清紡マイクロ
日清紡マイクロデバイスは、マイクロ波方式WPT向けダイオード「NT9000」「NT9001」「NT9002」「NT9003」を発売する。低順方向電圧と高DC耐圧を両立した。
GNSSマルチバンド対応の広帯域LNA、日清紡マイクロ
日清紡マイクロデバイスは、GNSSマルチバンド対応の広帯域LNA「NT1199HEAE4S」を発表した。GNSS全帯域に対応可能で、複数の通信機能を同時に搭載するGNSS機器に適する。
高音質技術を応用 日清紡マイクロのJFET入力オーディオ用オペアンプ
日清紡マイクロデバイスは、2回路入りのJ-FET入力ハイエンドオーディオ用オペアンプ「MUSES8921」を発売した。信号経路や電源経路の改善、素子配置の最適化により音質が向上している。
±6.5mVの過充電検出が可能な1セルLIB保護IC、日清紡マイクロ
日清紡マイクロデバイスは、過充電を±6.5mVの高精度で検出できる1セルリチウムイオン電池保護ICのハイサイドFET駆動タイプ「NB7123」シリーズと、ローサイドFET駆動タイプ「NB7130」シリーズを発売する。
