工場ニュース:
東京計器の防衛管理棟が稼働開始、防衛事業の増産や新製品開発に対応
東京計器は、防衛機器を取り扱う「防衛管理棟」が那須工場敷地内で完成し、稼働を開始した。増産体制の構築や、将来の新製品の開発および生産に向けて十分な広さを確保した。(2025/1/16)
26年初頭に操業開始:
Infineonがタイに後工程新工場、パワーモジュール需要増に対応
Infineon Technologiesが、タイに最先端の後工程新工場を新設する。製造拠点の最適化とさらなる多極化を目指したもので、2026年初頭に操業開始予定。増加するパワーモジュール需要に対応する。(2025/1/16)
製造IT導入事例:
ノーリツが本社工場にダッソーのMESプラットフォームを導入
ノーリツは、兵庫県明石市にある明石本社工場に、Dassault Systemesの「DELMIA Apriso」を導入した。MESプラットフォームとして導入することで、製造オペレーション情報の一元管理が可能になる。(2025/1/15)
リサイクルニュース:
東港金属が第七ヤードで容器包装プラなどのリサイクルをスタート
東港金属は、本社に隣接する京浜島工場(東京都大田区)に新設した第七ヤードで、一般廃棄物(容器包装プラスチックおよび製品プラスチック)のリサイクル処理を開始する。(2025/1/15)
2026年に稼働予定:
MicronがシンガポールにHBMパッケージング新工場 70億ドル投資
Micron Technologyが、シンガポールにHBMパッケージング新工場を建設する。拡大するAIデータセンターの需要に対応するもので、2026年に創業を開始し「2027年から先端パッケージングの生産能力を大幅に拡大する」(同社)計画だ。投資額は今後数年で約70億米ドルになる予定。(2025/1/10)
工場ニュース:
カルビーの“じゃがいもを使いつくす”新工場が稼働へ、自動化も加速
カルビーは新たに建設した「せとうち広島工場」が2025年1月13日から操業開始すると発表した。(2025/1/8)
製造IT導入事例:
NEC、大規模ボイラープラントでAIによる運転支援システムの実証実験に成功
NECは、化学プラントなどの運転を支援する「プラント運転支援AI」と、シミュレーター上に再現したミラープラントを組み合わせたプラント運転支援システムを構築し、井化学大阪工場の大規模ボイラープラントでの実証実験に成功した。(2025/1/8)
工場ニュース:
マツダが車載用円筒形リチウムイオン電池のモジュール/パック工場、EVに搭載
マツダは車載用円筒形リチウムイオン電池のモジュール、パック工場を山口県岩国市に新設することを発表した。2027年度の工場稼働開始を目指している。(2025/1/7)
靴下やタオルを拾うお掃除ロボ、Roborockから 組立工場でよく見る「ロボットアーム」搭載
中国Roborockは1月6日、ロボット掃除機「Saros Z70」を発表した。折りたためる5軸のロボットアーム「OmniGrip」を搭載し、床の小物を拾える。同社は従来のロボット掃除機を革新的な家庭用アシスタントへと進化させるとしている。(2025/1/6)
脱炭素:
日立、AI活用のバッテリー充放電制御や空調計画最適化ソリューションを提供開始
日立製作所と日立産業制御ソリューションズは、エネルギーマネジメントサービス「EMilia」に、AIを用いた工場、オフィスビル向けのバッテリー充放電制御および空調計画最適化ソリューションを追加した。(2025/1/6)
導入事例:
読売本社ビルの再エネ電力置き換えにアズビルが参画 自動蓄熱制御技術を導入
アズビルは、読売新聞東京本社の本社ビルと東京北工場で使用する電力の約13%を再生可能エネルギー由来に置き換える事業に参画する。(2025/1/2)
工場ニュース:
米自動車部品工場を空調機器用圧縮機製造拠点に転用、地産地消を強化
三菱電機は、Mitsubishi Electric US Holdings傘下に、空調機器用圧縮機を製造する新会社MELCO HVAC USを設立した。同圧縮機の需要増加が見込まれるアメリカにおいて、消費地生産体制を強化する。(2024/12/27)
太陽光:
積水化学がペロブスカイト太陽電池を量産へ シャープの工場を取得
積水化学工業がペロブスカイト太陽電池の量産化を開始すると発表した。まずは2027年に100MW規模の製造ライン稼働を目標に設備投資を進め、2030年には生産体制をGW級まで拡大したい考えだ。(2024/12/27)
製造IT導入事例:
住友ゴム工業が国内工場にロックウェルのMESを導入
住友ゴム工業は、白河工場にRockwell Automationの製造実行システムを導入し、2025年10月〜2026年3月に稼働すると発表した。経営層による迅速な意思決定により、工場運営の効率化や高度化を目指す。(2024/12/26)
宇宙開発:
将来宇宙輸送システムが工場「大田ベース」を公開、ASCA Hopperは最終試験へ
将来宇宙輸送システム(ISC)は、再使用型ロケットの小型離着陸実験機「ASCA Hopper」の製造や組み立てなどを行っている工場「大田ベース」を報道陣に公開した。(2024/12/25)
FAニュース:
AIとデジタルツインで半導体製造工程を最適化、データはスレッドでつなぐ
Siemensの日本法人シーメンスは東京都内で半導体業界向け戦略の記者説明会を開催し、半導体製造工場向けのAIやデジタルツイン活用の方向性を紹介した。(2024/12/24)
日立GLS栃木事業所レポート(後編):
「混流」と「自動化」で冷蔵庫の生産効率を3割向上、リサイクルにも技術を反映
日立グロバールライフソリューションズ(日立GLS)が栃木事業所内にある冷蔵庫生産ラインと、同社傘下で家電リサイクル事業を担う関東エコリサイクルのリサイクル工場を報道陣に公開。後編では、栃木事業所の冷蔵庫生産ラインや安全体感センター、関東エコリサイクルのリサイクル工場の取り組みについて紹介する。(2024/12/24)
工場ニュース:
半導体製造装置向け高級鋼の生産能力増強、大同特殊鋼が特殊溶解設備を増設
大同特殊鋼は、知多第2工場(愛知県知多市)で特殊溶解設備である真空アーク再溶解炉(VAR)の増設を進めていると発表した。(2024/12/24)
スレート屋根にも太陽光パネルを設置可能に、東京ガスが新工法
東京ガスは薄型タイプの太陽光パネルをスレート屋根に設置できる新工法を開発。従来導入が難しかった工場施設などに向けて、法人向けPPAサービスの提案を拡充する。(2024/12/24)
ホンダ、中国にEV新工場 年12万台、巻き返し図る 新商品「?」シリーズなど生産
ホンダの中国現地法人は12月23日、中国南部の広東省広州に新設した電気自動車(EV)の専用工場が稼働を開始したと発表した。ホンダにとって中国における2カ所目のEV専用工場で、投資額は約35億元(約750億円)、生産能力は年間12万台。専用工場の稼働により、中国市場で販売が伸びているEVの生産体制を強化する。(2024/12/23)
「客人が来たときに恥ずかしい」 → “工場の中の家”に新しい部屋を作ったら…… 大正解な仕上がりに「思わず拍手してました」
窓の作りには工場だったときの名残も。(2024/12/21)
仙石惠一の物流改革論:
その外注、本当に必要? 物流現場の“アウトソース”を見直すべき理由
今回から、委託先の管理ポイントを明確にするとともに、工場管理者の方がちょっとした工夫をすることで、「もうかる」アウトソースを成功させる秘訣を紹介していく。(2024/12/20)
現場改善を定量化する分析手法とは(11):
「工程仕掛かり分析」と「製品在庫分析」で無駄を減らし生産プロセスを最適化する
工場の現場改善を定量化する科学的アプローチを可能にする手法を学習する本連載。第11回は、無駄を減らし生産プロセスを最適化することが可能な「工程仕掛かり分析」と「製品在庫分析」について説明します。(2024/12/19)
中国語で「小日本」「毒薬」の音声 弁当工場の作業風景紹介動画が物議 仙台市対応急ぐ
弁当工場の作業風景を中国語で紹介する動画がSNSで拡散され、物議を醸している。中国人とみられる従業員の一日を紹介する内容だが、男性の声のナレーションで、日本人に対する蔑称「小日本」に加え、「毒薬を」とも聞き取れるためだ。動画に映る通勤風景は仙台市内とみられ、同市は対応を急ぐ。(2024/12/18)
ホンダ、燃料電池システム専用工場を立ち上げ 稼働は27年度
ホンダは18日、自社開発の燃料電池システムを生産する専用工場を、栃木県真岡市に立ち上げると発表した。(2024/12/18)
SEMICON Japan 2024:
半導体製造設備の省スペース化に貢献、ダイヘンのウエハー搬送ロボット群
ダイヘンは「SEMICON Japan 2024」(2024年12月11〜13日、東京ビッグサイト)において、半導体製造工場などでウエハー搬送を行うロボット群を出展した。(2024/12/18)
工場DX:
PR:データ収集からの可視化で終わりがちな工場DX、どうすれば先に進めるのか
工場DXが求められる中で、データ収集から可視化までは進められても、そこから先のデータ利活用に至っている事例はそれほど多いとは言えない。日立は工場DXを先に進められるように、多くの製造業との協創を通じて生み出してきた価値をアセット化した工場DXソリューションである「Hitachi Digital Solution for Manufacturing(HDSM)」を提案している。(2024/12/27)
工場ニュース:
半導体市場の拡大に対応、高純度硝酸の生産能力を約30%増強へ
UBEは、宇部ケミカル工場にて高純度硝酸の生産能力増強を決定した。2024度初頭に増設した製造設備に続き、今回の新規設備建設計画では生産能力を現在より約30%増強する予定だ。(2024/12/12)
SEMICON Japan 2024:
徐々にベールを脱ぐRapidus新工場、最新の状況は?
半導体サプライチェーンの国際展示会「SEMICON Japan 2024」が開幕し、オープニングセッションには官民の主要メンバーが登場した。同セッションでは、Rapidus幹部による工場建設の現状報告に注目が集まった。(2024/12/12)
クイズで学ぶ! モノづくりトレンド:
【クイズ】ランクセスのドイツ生産拠点が持つ酸化鉄の製造能力とは?
MONOistの記事からクイズを出題! モノづくり業界の知識を楽しく増やしていきましょう。(2024/12/12)
最新OS×最新サーバがもたらす新たなサーバ運用の価値:
PR:Windows Server 2025 とDell PowerEdgeサーバが実現する劇的な業務高度化
Microsoftの最新サーバOS「Windows Server 2025 」の発表から約1カ月で工場プリインストール提供を開始したデル・テクノロジーズの「Dell PowerEdge」サーバ。これまでも両者の組み合わせは多くの顧客に新たな価値をもたらしてきた。(2024/12/11)
約20億円投資し、1.3倍に拡大:
富士フイルム、熊本でCMPスラリーの生産能力増強
富士フイルムは、熊本県菊陽町の生産拠点で、半導体表面を平たんにする研磨剤「CMPスラリー」の生産設備を増強したと発表した。増設ラインは2025年1月より稼働の予定。これにより、同拠点におけるCMPスラリーの生産能力は約3割増える。(2024/12/9)
製造現場への無線通信技術の導入(3):
中小規模/大規模工場/プラント工場における無線通信技術のユースケース
本連載ではNEDOが公開している「製造現場における無線通信技術の導入ガイドライン」の内容を基に製造現場への無線技術の導入について紹介する。第3回は、製造現場で無線通信技術を効果的に利用するためのユースケースを紹介する。(2024/12/9)
蓄電・発電機器:
「3つの電池」が連携するパナソニックの再エネ活用、英国で実証スタート
パナソニックは2024年11月3日、純水素型燃料電池に太陽電池と蓄電池を組み合わせた3電池連携制御システムなどを英国子会社のパナソニック マニュファクチャリングイギリス(PMUK)の電子レンジ組み立て工場に実証導入したと発表した。(2024/12/6)
工場ニュース:
富士フイルムがCMPスラリーの熊本工場を増強、生産能力を約3割拡大
富士フイルムは、半導体材料事業をさらに拡大するため、熊本県菊陽町に立地する生産拠点に先端半導体材料であるCMPスラリーの生産設備を増強する。(2024/12/6)
プロジェクト:
約100億円でパワーデバイス製作所 福岡地区にマザー工場を新設、三菱電機
三菱電機は、福岡県福岡市西区のパワーデバイス製作所 福岡地区に、パワー半導体モジュールの組み立てや検査工程を行うマザー工場を建設する。投資額は約100億円で、2026年10月の稼働開始を予定している。(2024/12/5)
2027年に稼働開始:
NXPとVISの合弁VSMC、シンガポールで300mm新工場を起工
NXP Semiconductorsと台湾Vanguard International Semiconductorは2024年12月4日(シンガポール時間)、シンガポールにおいて300mmウエハー新工場の起工式を行ったと発表した。2027年に初期生産を開始する予定。2029年には生産能力が月産5万5000枚に達する見込みだ。(2024/12/5)
スマート工場のネットワーク管理:
PR:製造業の工場に無線LANを導入! 課題を乗り越える解決策とは?
製造業の現場では生産性・安全性向上のため、設備間の制御通信や、無線LAN、ローカル5Gなど、さまざまな場面で多様な無線通信技術が使われている。その中から本稿では、工場環境での無線LAN導入のベストプラクティスを紹介する。(2025/1/15)
材料技術:
積水樹脂が創立70周年を迎え滋賀県の性能確認試験走路をリニューアル
積水樹脂は、2024〜2054年の30年間を支える研究基盤として滋賀工場 竜王製造所内にある性能確認試験走路「道夢道」をリニューアルする。(2024/12/2)
電子ブックレット(FA):
柔軟で強靭な製造現場を目指す、「工場スマート化の今」インタビュー選
MONOistに掲載した主要な記事を、読みやすいPDF形式の電子ブックレットに再編集した「エンジニア電子ブックレット」。今回は、工場のスマート化に関するインタビュー記事をまとめた「工場スマート化の今」をお送りします。(2024/12/2)
仙石惠一の物流改革論:
「物流コスト」の中身、把握できてる? “物流キーマン”が押さえておくべき7つの基礎知識
まだまだ工場には大きな改善ネタが残されている。それは「物流改善」だ。認識はしてはいるけど物流が分かっている人がいなくて……と嘆く管理者の皆さんに「物流キーマン」の鍛え方を紹介したい。(2024/11/29)
工場ニュース:
パワー半導体モジュールの組み立て、検査工程を担う新工場棟を建設
三菱電機は、パワーデバイス製作所 福岡地区に、パワー半導体モジュールの組み立て、検査工程を担う新工場棟を建設する。投資金額は約100億円で、稼働開始は2026年10月を予定している。(2024/11/28)
製造IT導入事例:
産業機械メーカーがキャディの図面データ活用クラウドソリューションを導入
キャディの図面データ活用クラウドソリューション「CADDi Drawer」を、コマツ産機と小松製作所金沢工場が導入した。過去図面などへのアクセスを効率化する。(2024/11/28)
蓄電・発電機器:
ホンダの熊本製作所に20MWhの蓄電システム、工場への導入では国内最大級に
東京ガスエンジニアリングソリューションが、ホンダが熊本製作所に20MWhの蓄電システムを導入。既に稼働している太陽光発電と連携し、再エネの有効活用に生かすという。(2024/11/28)
メイドインジャパンの現場力:
月3000回超の機種切り替え、100年に一度の変革期に挑むパナソニックAS松本工場
パナソニックグループで車載機器を開発、生産するパナソニック オートモーティブシステムズのグローバルトップランナー工場として同事業部のモノづくりをけん引する松本工場(長野県松本市)の取り組みを紹介する。(2024/11/27)
工場ニュース:
半導体精密洗浄事業でパーツ洗浄の需要拡大に対応、工場の新設や増強を決定
三菱ケミカルグループの新菱は、半導体精密洗浄事業で福島工場を新設し、岩手工場を増強する。近年、半導体市場の拡大によりパーツ洗浄の需要も拡大しているため、今回の能力拡大を決定した。(2024/11/25)
創業77年の町工場が「新規事業で大当たり」 しかし問合せの嵐……人手不足の中、どう解決した?
さまざまな製品を手がける創業77年の町工場「石川樹脂工業」。下請け業者であったが、2020年には食器の独自ブランド「ARAS」(エイラス)を立ち上げ大成功した。しかしその裏では人手不足という課題を抱えていた。どのように解決してきたのか?(2024/11/25)
メイドインジャパンの現場力:
3Mが山形事業所がキッチンスポンジと内外装用装飾フィルムの製造工程を披露
スリーエム ジャパンは、同社の製造/研究開発拠点であるスリーエム ジャパン プロダクツの山形事業所(山形県東根市)で製品説明会および工場見学会を開催した。(2024/11/25)
ビジネスリスクを見据えたOTセキュリティ対策とガイドライン活用のススメ(2):
スマート工場におけるガイドライン別冊の活用ポイントと注意点
本稿では、近年増加するスマート化を進める工場が留意するポイントを、スマート工場向けのガイドラインをもとに解説します。(2024/11/25)
AIで「ブルボン本社工場」生成したら…… いろんな意味で“ブルボン過ぎ”な結果に308万表示 「やっぱり本社は格が違う」
みなさまお急ぎ遊ばして!(2024/11/24)
にわかに地球規模のトピックとなった新型コロナウイルス。健康被害も心配だが、全国規模での臨時休校、マスクやトイレットペーパーの品薄など市民の日常生活への影響も大きくなっている。これに対し企業からの支援策の発表も相次いでいるが、特に今回は子供向けのコンテンツの無料提供の動きが顕著なようだ。一方産業面では、観光や小売、飲食業等が特に大きな影響を受けている。通常の企業運営においても面会や通勤の場がリスク視され、サーモグラフィやWeb会議ツールの活用、テレワークの実現などテクノロジーによるリスク回避策への注目が高まっている。