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継続的に半導体製品を確実、スピーディに届けるためのTIの取り組み半導体不足の今も効果を発揮中

テキサス・インスツルメンツ(Texas Instruments/以下、TI)は、豊富な品ぞろえを誇る半導体製品群を確実に届け、自然災害など不測の事態が発生した場合にも半導体製品を継続して迅速に供給できるよう、さまざまな取り組みを進めている。その一環として、2021年2月にはオンライン購入サイトを刷新。高信頼性製品、最新製品をどこよりも安く、早く、簡単、確実に手に入れることができるようになった。

» 2021年04月01日 10時00分 公開
[PR/EDN Japan]
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在庫も確認可能な日本円対応の製品購入サイト

 売上高144億米ドル(2020年度実績)を誇る大手半導体メーカーであるTexas Instruments (以下、TI)は現在、産業機器メーカーや自動車関連企業など10万社を超える顧客企業に対し、アナログ半導体、組み込みプロセッシング製品を中心に約8万種もの製品を供給している。豊富な品ぞろえを誇るアナログ半導体、組み込みプロセッシング製品群の中には、昨今の半導体不足で需要が拡大している汎用品も多く含まれており、TI製品への引き合いは特に増えている状況だ。こうした需要拡大にスピーディに対応するため、TIでは、営業活動に加え、2021年2月に、オンライン購入サイトを刷新するなどオンライン経由での製品販売機能を強化している。

 全面的に日本語化対応した新たなオンライン購入サイトは、発注前に在庫を確認できる他、大手外資系半導体メーカーのオンライン購入サイトとして初めて日本円決済ができるようになった。日本円決済に対応したことで、外貨決済の際は必要だった通関手続きが不要になり、複雑な関税なども気にすることなく容易に製品を購入することが可能になった。

オンライン低価格、カスタム・リールなどのオプション

 ほとんどの製品販売価格を他のTIオンライン特約店通販サイトよりも安い「オンライン最低価格」に設定している点も大きな特長。最小注文数の設定もなく、1 個から購入できる。他のオンライン通販サイトでは購入できない試作のための量産開始前 TI 製品は、TI ウェブサイトからのみ購入が可能だ。また、カット済みテープ、全量リールの他、リーダー/トレーラー付きですぐに実装機に装着できるカスタム数量リールといった納入形態にも対応しており、サンプルや評価、試作から量産までさまざまな設計段階に応じて利用できるようになっている。

 さらにTIのさまざまなウェブページやオンラインツールからも注文ができる。例えば、設計シミュレーションツールの「PSpice for TI」で選択した製品やシステムのページから選んだリファレンスデザインもそのままオンライン上で購入ができる。他にも、部品表(BOM)アップロード機能や「まとめてカートに追加」機能などによる一括注文機能を備えるなど、優れた使い勝手を実現。なお、注文方法やオプションなどを説明したビデオ(日本語字幕)も公開しているので、ぜひ参考にしてほしい。

TIオンライン購入サイトの主な刷新内容

 TIのオンライン購入サイトで購入できる製品種数は5万5000種超。その中には、過酷な環境での運用が求められるミッションクリティカルな用途にも適用できる高信頼性製品も多く含まれる。こうした高信頼性製品を使用した先進的な電子機器の開発プロジェクト数は増える傾向にあり、各プロジェクトは開発期間の短縮が迫られているのが実情だろう。そうした中で、オンライン購入サイトを活用すれば、営業担当者や正規販売特約店から購入するよりも、スピーディに製品を入手でき、サプライヤーのリードタイムを短縮できる。またTIのオンライン購入サイトであれば、豊富な在庫と品ぞろえの高信頼性製品が購入可能なうえ、ロットの選択機能と付属ドキュメントを利用できるようになる。その結果、迅速に高信頼性製品を調達して、先進的な電子機器の製造に取り掛かることが可能になるだろう。

アナログ半導体においてマルチファブ生産体制を構築

 このように必要な製品を迅速に顧客に届けるための取り組みも積極的に行っている一方で、TIでは継続的、安定的に供給可能な製造体制を構築している。アナログ半導体製品を主力製品の1つとして展開するため、北米、日本、アジア、欧州に合計14の自社製造拠点を有している。というのもアナログ半導体は、設計技術と製造技術のすり合わせが重要な差別化要素であり、自社で製造を行うことで多くの優位性が生まれるためだ。

 アナログ半導体は、デジタル半導体よりも半導体製造プロセスへの依存度が高く、あらかじめ、全く同じ製造ラインを別の場所に意図して作っておかない限り、不測の事態が生じた際に、急きょ別の製造ラインで生産を継続するといったことは不可能だ。ただ「全く同じ製造ラインを別の場所に複数持つ」というマルチファブ体制の構築は簡単ではない。TIは、安定供給を目的にした長期的戦略を立てて、長い時間をかけて高い生産効率を維持可能なマルチファブ体制の構築を推進してきた。現在、TIが扱う全製品(約8万種)の75%以上は、複数拠点から柔軟に調達が可能になっている。

世界に広がる製造拠点網を生かして実現しているTIの供給持続体制

 自社工場、マルチファブによる供給持続体制は、不測の事態に対する強力な備えとなっているだけでなく、10年を上回るような長期製品供給を広く実施するための基盤にもなっている。自社工場主体の製造ゆえに、外部要因に左右されずに長期にわたり製造を継続でき、車載市場、産業機器市場で求められる10年超という長期供給という付加価値の提供が実現できているわけだ。

 このようにTIは、オンライン経由での製品販売機能の強化や、自社工場/マルチファブによる供給持続体制の構築などを通じ、汎用品や高信頼性製品など豊富な半導体製品を安定的、継続的、かつ、迅速に提供できる体制を整えている。半導体サプライヤーのリードタイムに何かと悩まされる昨今、まずはTIのオンライン購入サイトにアクセスして、その利便性を体感してみてはいかがだろうか。


*)すぐに入手できる TI の在庫品のうち、99% の商品は、1,000 個注文時にオンライン最低価格で入手可能。ただし、期限切れの製品や、販売特約店以外の出所から入手する製品は、価格比較の対象から除外。

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提供:日本テキサス・インスツルメンツ合同会社
アイティメディア営業企画/制作:EDN Japan 編集部/掲載内容有効期限:2021年4月30日

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