Q&Aで学ぶマイコン講座(101):
マイコンの消費電力を低減するには?
マイコンユーザーのさまざまな疑問に対し、マイコンメーカーのエンジニアがお答えしていく本連載。今回は、中級者の方からよく質問される「消費電力を低減するには?」についてです。連載第23回「消費電力の計算方法」と第28回「いろいろなマイコンの低消費電力モードを理解する」の応用編です。(2025/3/27)
VCSELドライバーに適用:
AI光コンピューティング向け光半導体技術を開発
ザインエレクトロニクスは、AI光コンピューティングに向けた光半導体技術「ZERO EYE SKEW」を開発した。データサーバに応用すれば、超高速通信を極めて低い電力消費かつ低遅延で実現できるという。(2025/3/25)
一般品の2分の1サイズ:
TDKが「業界最小級」品で交流電源に参入、5年後50億円目指す
TDKが、同社初となる交流安定化電源を開発した。完全子会社のTDKラムダが手掛けるもので、出力電力2kおよび3kVA品で「業界最小級」(同社)の1Uサイズを実現。2025年7月から量産を開始する。今後3Uサイズの6kおよび9kVA品もリリース予定で、5年後に売上高50億円を目指す。(2025/3/25)
製造ITニュース:
装置の総消費電力を最大で約65%低減、NECが5G対応のvRAN向けソフトウェア開発
NECは、5G対応のvRAN向けソフトウェアを開発、商用化した。同社の専用ハードウェア5G基地局装置を用いる場合と比較して、装置の総消費電力を最大で約65%低減できる。(2025/3/24)
第2回「次世代電力系統WG」:
拡大する日本の最大電力需要 系統容量確保の実態と見直しの方向性
データセンター投資や半導体工場の新設などの影響により、今後さらに拡大する見通しの最大電力需要。これに対処するための効率的な電力系統運用の確立に向け、「次世代電力系統ワーキンググループ」の第2回会合では、需要家側の系統接続に関する課題が議論された。(2025/3/21)
総システムコストの低減が可能に:
SiC MOSFETベースのIPM、高エネルギー効率を実現
オンセミは、定格電圧1200VのSiC(炭化ケイ素)MOSFETをベースとしたインテリジェントパワーモジュール(IPM)「EliteSiC SPM31」を発表した。IGBT技術を用いた従来品に比べ、小型で高いエネルギー効率と電力密度を達成した。(2025/3/24)
北米などの5G Massive MIMO基地局用:
3.6G〜4.0GHz帯対応GaN電力増幅器モジュール 三菱電機
三菱電機は、3.6G〜4.0GHz帯で動作する平均出力電力16Wの5G基地局用GaN電力増幅器モジュール「MGFS52G40MB」を開発、サンプル出荷を始めた。5G Massive MIMO基地局用装置の製造コスト削減や電力消費の低減が可能となる。(2025/3/24)
蓄電・発電機器:
岩石蓄熱システムでエネマネを実現 東芝・中部電力・岡崎市が導入調査へ
東芝ESS、中部電力、愛知県岡崎市が岩石蓄熱技術を利用したエネマネシステムの導入に向けた協定を締結。実現すれば岩石蓄熱技術によるシステムとしては国内最大級の規模になるという。(2025/3/18)
ロジスティクス:
宮城県仙台市で延べ4.2万m2の物流施設着工 東京建物「T-LOGI」が東北エリア初進出
宮城県仙台市で、東京建物「T-LOGI」シリーズ東北初進出となるマルチテナント型物流施設が着工した。屋上に太陽光パネルを設置し、発電した電力は商用電力と併せて自家消費する。仙台港や仙台市内に近接し、首都圏配送の中継拠点としても機能する。(2025/3/12)
データセンター/エッジでも:
富岳を継承 富士通次世代プロセッサ「MONAKA」の詳細を聞く
富士通は、次世代データセンター向けの省電力プロセッサ「FUJITSU-MONAKA」の開発に取り組んでいる。その特徴やターゲットアプリケーションについて、富士通 富士通研究所 先端技術開発本部 エグゼクティブディレクターの吉田利雄氏に聞いた。(2025/3/12)
組み込み開発ニュース:
AMDが第5世代の組み込み機器向けEPYCプロセッサを投入、シスコとIBMが採用
AMDは、ハイエンドの組み込み機器向けプロセッサの新製品「AMD EPYC Embedded 9005シリーズ」を発表した。同社の最新アーキテクチャである「Zen 5」と「Zen 5c」を採用しており、1チップで最大192コアを集積するとともに、前世代と比べてワークロードの処理性能が最大1.6倍、電力効率が1.3倍などの性能向上を果たしている。(2025/3/12)
電力ブラックアウトを予測する(3):
Arduinoを使って商用電源の周波数を計測してみる
商用の系統電力において発送電システムが崩壊し停電を引き起こす「ブラックアウト」。本連載では、製作費数円程度の自作プローブを使ってブラックアウトを予測するシステムの構築を試みる。第3回は、第2回で製作したACプローブをArduinoに接続して商用電源の周波数を計測してみる。(2025/3/12)
発生する電圧は従来の10倍以上:
一次元構造のペロブスカイト結晶で大きな光起電力
早稲田大学と東京大学、筑波大学による共同研究グループは、一次元らせん構造のハロゲン化鉛ペロブスカイト結晶で、15Vを超えるバルク光起電力を発現させることに成功した。発生する電圧は、太陽光照射下における既存のペロブスカイト太陽電池の10倍以上だという。(2025/3/11)
インフィニオン CoolSiC MOSFET 650V:
電力密度向上に貢献 Q-DPAK/TOLLパッケージのSiC MOSFET
インフィニオン テクノロジーズは、「CoolSiC MOSFET 650V」のディスクリート製品に、Q-DPAKとTOLLパッケージの製品ファミリーを追加した。Q-DPAKパッケージではオン抵抗7mΩ/10mΩ/15mΩ/20mΩ製品、TOLLパッケージでは同10〜60mΩ製品の提供を開始した。(2025/3/10)
充電やデータ転送に使う「USBケーブル」選びで大切な3つのポイント 通信速度や電力量はどうやって確かめる?
スマートフォン、タブレットやPCの充電やデータ転送などに使うUSBケーブル。安いものもあれば高いものもあります。適切なものを買うにはどうしたらいいのか、知っておくべき知識をチェックしましょう。(2025/3/7)
ファーウェイが産業用蓄電池の新モデル ハイブリッド冷却で消費電力30%削減
ファーウェイが「スマートエネルギーWeek春2025」に出展。中規模モデルの産業用向けをはじめ、蓄電池関連の新製品を披露した。(2025/3/7)
消費電力を20%削減:
EUV初導入、Micronが「業界初」1γノードDRAMを発表
Micron Technologyは、1γ(ガンマ)ノードDRAM技術を採用したDDR5メモリのサンプル出荷を開始した。1γノードは、前世代である1β(ベータ)ノードと比べて、速度を15%改善。消費電力は20%以上削減し、ビット密度も30%以上向上した。(2025/3/6)
AIビジネスのプロ 三澤博士がチェック 今週の注目論文:
考慮漏れすると痛い、AIの電力コスト問題と対策法 LLMメーカーでは原子力発電ブーム
生成AIの利用コストにはサービスの利用料の他に電力コストも存在する。生成AIを活用する上で考慮すべき電力問題と解決策について解説する。(2025/3/6)
脱炭素:
スバル群馬製作所の電力がCO2フリーに、県内の水力発電から供給
SUBARUは群馬県が実施する「地産地消型PPA(群馬モデル)」の電力供給先事業者に採択された。(2025/3/5)
医療機器ニュース:
鉄道車両用の高強度深紫外LED空気殺菌モジュールを開発
情報通信研究機構と旭化成は、発光波長265nm帯の高強度深紫外LEDを搭載した鉄道車両用空気殺菌モジュールを開発した。静岡鉄道で運行中の鉄道車両に搭載し、従来技術と比べて40%以上の省電力化を達成している。(2025/3/3)
ルネサス RA4L1:
Cortex-M33ベースの超低消費電力マイコン 「RA4L1」を開発
ルネサス エレクトロニクスは、Armコア搭載の32ビットマイコン「RA4」シリーズに、超低消費電力な「RA4L1」グループを追加した。タッチキーやセグメントLCDコントローラー、堅牢なセキュリティ機能を備える。(2025/3/3)
省エネ機器:
超伝導で鉄道に電力供給 鉄道総研とJR東日本が中央本線で実証へ
鉄道総合技術研究所とJR東日本は2025年2月25日、中央本線の日野駅-豊田駅間において「超電導き電システム」の実証実験を開始すると発表した。(2025/2/28)
第13回「同時市場の在り方等に関する検討会」:
電力市場の入札不足や価格高騰の軽減策に 同時市場の導入検討が本格化
卸電力市場や需給調整市場を運用する中で課題となっている市場価格の高騰や調整力の調達不足。資源エネルギー庁はこの解決を目指し、電力のkWhと調整力を同じタイミングで約定する「同時市場」の本格的な導入検討を開始した。(2025/2/27)
DeepSeekショックがもたらす影響【後編】
DeepSeekが壊した常識は「最新GPUは使わない」だけじゃなかった
AIモデルの開発には、膨大な計算リソースとそれに伴う電力消費が欠かせないというのが常識だった。低コストで省エネルギー型のAIモデル「DeepSeek」が登場したことで、その常識は揺らぎつつある。(2025/2/26)
電子機器設計/組み込み開発メルマガ 編集後記:
低消費電力の国産EUV露光装置につながる新技術の開発秘話
沖縄科学技術大学院大学(OIST)の新竹積教授が語っています。(2025/2/25)
古田雄介の「アキバPickUp!」:
「KなしCore Ultra 7」が登場! 高価でも低消費電力で高い注目を集める
Intelの「Core Ultra 7」で初となる"末尾Kなし"モデルの「265」が売り出された。従来の"Kあり"より高価ながら、消費電力の低さで注目を集めている。また、PC-98風デザインの横置きケースは販売前から話題となった。(2025/2/25)
CIO Dive:
ロレアルとIBMがAI開発で提携 ビジネスを犠牲にしないSDGsは可能か?
AIの活用は事業の成長を促す一方で、電力の大量消費をはじめとする環境への負荷が懸念されている。ロレアルとIBMが共同で開発するAIモデルは、事業成長と環境への配慮の両立させられるのか。(2025/2/26)
4.8Gb/秒と高速、低消費電力化も:
3Dフラッシュメモリ第10世代は332層で密度59%向上、キオクシアら
キオクシアとSandiskは、4.8Gb/秒のNANDインタフェース速度やさらなる低消費電力化などを実現する3次元(3D)フラッシュメモリ技術を開発した。この技術を導入する第10世代品は、積層数332層で、平面方向の高密度化によってビット密度は59%向上するという。(2025/2/21)
「特にハイパースケールDCの建設が急ピッチで拡大」:
パブリッククラウド事業者以外の企業がデータセンターに期待しているものとは IDCが電力容量予測を発表
IDC Japanは、国内に設置される事業者データセンターのキャパシティー予測を発表した。IT機器を稼働させるために供給される2024年末の電力容量は2365.8MVA。2024〜2029年の年間平均成長率は13.7%で、2029年末の電力容量は4499.6MVAと予測する。(2025/2/21)
“サメ肌”リニア走行へ JR東海が新車両「M10」発表 空気抵抗を減らし消費電力削減
JR東海はリニア中央新幹線の試験車両を改良した新車両を投入すると発表した。(2025/2/20)
5G基地局の“海外ベンダー寡占”解消へ 京セラがAIを活用した5G仮想化基地局の開発を本格化
京セラは、AIを活用した5G仮想化基地局の開発について、商用化に向けて本格的に取り組むことを発表した。通信品質の向上、省電力化、保守運用の効率化を図り、TCO(Total Cost of Ownership)の圧倒的な削減を目指す。現在の基地局市場はグローバルベンダーが寡占しており、国内ベンダーの存在感を高めていく。(2025/2/19)
メルペイ、家庭用光回線サービスを提供 「メルカード」払いで月最大800ポイント還元
メルペイは、家庭用光回線サービス「USEN光01 メルカリ限定プラン」と家庭用実質再エネ電力プラン「U-POWER GREENホーム」を提供開始。「メルカード」で支払いを設定すると、より多くのメルカリポイントが還元される。(2025/2/19)
STマイクロ ST25R200、STEVAL-25R200SA:
低消費電力のNFCリーダーライターICと評価キット
STマイクロエレクトロニクスは、非接触の近距離無線通信リーダーライターIC「ST25R200」および同製品を搭載したNFCリーダーライターIC評価キット「STEVAL-25R200SA」を発表した。(2025/2/19)
ローム GNP2070TD-Z:
小型/高放熱TOLLパッケージの650V耐圧GaN HEMT
ロームは、TOLLパッケージの650V耐圧GaN HEMT「GNP2070TD-Z」の量産を開始した。産業機器や車載機器の中でも、大電力対応が求められるアプリケーションに適している。(2025/2/18)
VIA配線1層でカスタマイズ:
新方式のAIプロセッサ、開発コストを40分の1に削減
東京大学の研究グループは、開発コストを従来の40分の1に削減しながら、高い電力効率を実現した「ストラクチャードASIC型AIプロセッサ」を開発したと発表した。(2025/2/18)
電力ブラックアウトを予測する(2):
フォトカプラを使って商用電源の周波数を捉えるプローブを作製する
商用の系統電力において発送電システムが崩壊し停電を引き起こす「ブラックアウト」。本連載では、製作費数円程度(電気プラグを除く)の自作プローブを使ってブラックアウトを予測するシステムの構築を試みる。第2回は、フォトカプラを使って商用電源の周波数を捉えるプローブを作製する。(2025/2/18)
第105回「調整力及び需給バランス評価等に関する委員会」:
地域間連系線の細分化で運用容量を拡大 供給信頼度評価を改善へ
火力発電の休廃止などの影響により、国内の電力需給が変化している昨今。直近数年の供給信頼度の評価結果が目標値を超過するなど、その影響が出はじめている。そこで電力広域機関では、こうした供給信頼度評価の在り方や、その評価に影響する連系線運用容量の取り扱いの見直しについて検討を行った。(2025/2/14)
AIデータセンターに対応:
次世代AIチップレットで重要度が高まるインターコネクト技術
電力効率やコストが懸念されるAIデータセンターでは、チップレット集積の適用が現実的だとされる。チップレット集積技術の進化の鍵を握るのが、インターコネクト技術だ。(2025/2/12)
自然エネルギー:
グリーン電力の国内市場 2040年度に4.7兆円規模に拡大へ
富士経済は2025年1月、太陽光や風力など再生可能エネルギー電源由来のグリーン電力や太陽光発電のPPA(第三者所有モデル)サービス関する国内市場の調査結果を公表した。(2025/2/10)
組み込み開発ニュース:
Cortex-M33ベースの産業機器向けMCUをPSOCブランドで発売
Infineon Technologiesは、Arm Cortex-M33をベースとしたMCU「PSOC Control C3」を発表した。モーター制御や電力変換など産業機器向けに特化した同MCUにより、高性能で高効率なシステムを容易に構築できるようになる。(2025/2/7)
インフィニオン PSOC Control C3:
Arm Cortex-M33ベース モーター制御と電力変換向けの高性能マイコン
インフィニオン テクノロジーズは、次世代の産業用モーターおよび電力変換向けマイクロコントローラー「PSOC Control C3」を発売した。Arm Cortex-M33ベースのMCUの最新ファミリーとなっている。(2025/2/6)
第4回「DR ready勉強会」:
家庭用蓄電池の「DR ready要件」を検討開始 デマンドレスポンスの活用を促進へ
電力の需給状況に応じ、需要側リソースの電力消費を制御するデマンドレスポンス(DR)。家庭などにある機器のDR対応を検討する資源エネルギー庁の「DRready勉強会」で、家庭用蓄電池に関する要件の検討が始まった。(2025/2/6)
2025年春にも試作チップが完成へ:
「フラッシュメモリで」AI演算 消費電力はGPU比で1000分の1に
フローディア(Floadia)が、SONOS構造のフラッシュメモリを用いて超低消費電力で推論を行うCiM(Computing in Memory)技術を開発中だ。GPUに比べ1000分の1ほどの消費電力で積和演算を実行できるという。2025年春ごろには試作チップができ上がる。(2025/2/4)
ソフトバンク、「脳組織」をコンピュータに活用 iPS細胞を培養 消費電力を極小化
ソフトバンクは、iPS細胞を培養して脳組織の一部を再現した「脳オルガノイド」を計算に利用するコンピュータ技術を紹介した。脳オルガノイドに電気的な刺激を与え、その反応を制御することでコンピューターの役割を果たす。実用化は数十年先だが、半導体などを使った従来のコンピューターよりも低電力で計算ができるメリットがあるという。(2025/2/3)
第39回 ネプコン ジャパン:
電力損失15%減、三菱電機が第8世代IGBT搭載産業用モジュールを公開
三菱電機は「第39回 ネプコン ジャパン -エレクトロニクス 開発・実装展-」に出展。パワーデバイス事業の戦略を紹介したほか、開発中の8インチSiC-MOSFETウエハーや新開発の第8世代IGBTを搭載した産業用モジュールを展示した。(2025/2/3)
省エネ機器:
工場排熱をCO2フリー電力に変換、ヤンマーが熱電発電システムを実用化
ヤンマーホールディングスが、工場などで排出される高温ガスから熱エネルギーを回収しCO2フリーで発電する熱電発電システムを開発した。(2025/1/31)
第1回「間接送電権の制度・在り方等に関する検討会」:
転機を迎える間接送電権市場 新たに6つの地域間連系線で商品追加へ
事業者間でエリアをまたぐ電力取引を行う際の値差リスクをヘッジすることを目的に導入された「間接送電権市場」。資源エネルギー庁とJEPXでは、新たに6つの地域間連系線を対象に商品を追加する方針だ。(2025/1/31)
Gartner Insights Pickup(385):
AIデータセンターの電力不足リスクに備える
AIや生成AIを運用する新しいハイパースケールデータセンターの急増に伴い、電力需要が拡大し、電力会社の現在の電力供給能力を上回る見通しだ。AIデータセンターの電力不足リスクに備えるにはどうすればよいのだろうか。(2025/1/31)
電力やコストの課題解消を狙う:
生成AIを省電力で実行するアナログインメモリコンピューティング
Sagence AIによると、アナログインメモリコンピューティングチップは、高性能CPUおよびGPUベースのシステムと比較してエネルギー効率とコスト削減を促進することで、AI推論アプリケーションが直面する電力と性能の難題を解決できるという。(2025/1/29)
広域機関「全国及び供給区域ごとの需要想定」:
データセンターの新増設が影響 24年ぶりに最大需要電力が更新の見通しに
電力広域的運営推進機関のとりまとめによると、2034年度の全国の電力需要が2010年度以来24年ぶりに更新する見込みであることが明らかとなった。データセンターなど、電力消費量の多い設備の増加が影響する見通しだ。(2025/1/30)
にわかに地球規模のトピックとなった新型コロナウイルス。健康被害も心配だが、全国規模での臨時休校、マスクやトイレットペーパーの品薄など市民の日常生活への影響も大きくなっている。これに対し企業からの支援策の発表も相次いでいるが、特に今回は子供向けのコンテンツの無料提供の動きが顕著なようだ。一方産業面では、観光や小売、飲食業等が特に大きな影響を受けている。通常の企業運営においても面会や通勤の場がリスク視され、サーモグラフィやWeb会議ツールの活用、テレワークの実現などテクノロジーによるリスク回避策への注目が高まっている。