アナログ・デバイセズ社独自のiCouplerとisoPowerのチップ・スケール・トランス技術を応用したI2Cインターフェース用アイソレーション・トランシーバ「ADM3260」をご紹介します。
アナログ・デバイセズ社独自のiCouplerとisoPowerのチップ・スケール・トランス技術を応用したADM3260は、ホットスワップ可能なデジタルとパワーの統合型アイソレータです。
2つの遅延のない双方向通信チャンネルが、全機能内蔵のアイソレートI2Cインターフェースをサポートして、加えて最大150mWのアイソレート・パワー変換をサポートします。
iCouplerはチップ・スケール・トランス技術で、機能、性能、サイズおよび消費電力においてフォトカプラーより優れています。双方向のI2Cチャンネルのため、別々の送信および受信信号に対して、スタンドアロン・フォトカプラーを使う場合のようにI2C信号を分離する必要もありません。
さらに、アナログ・デバイセズのisoPower技術をベースとした、オンチップの絶縁DC/DCコンバータを統合することで、最大150mWの出力パワーを持つことで、安定化された、絶縁電圧3.15V〜5.25Vを一次側から二次側に提供します。
ADM3260は電源を含めた、完全なI2Cインターフェース機能の絶縁を、小型の20ピンのSSOPパッケージで供給し、-40℃〜+105℃の動作温度範囲を持っています。
isoPowerでは、トランスを介してパワーを転送するために、高周波のスイッチング・エレメントを内蔵しています。プリント回路ボード(PCB)のレイアウトでは、ノイズ放出規格を満たすように特別な注意が必要です。ボード・レイアウトの推奨については、AN-0971アプリケーション・ノートを参照してください。
今回ご紹介した製品のように、アナログ・デバイセズ社のデジタルアイソレータ製品はデバイス内部でマイクロマシン技術を用いたコイルによりアイソレーションを実現しているため、
基板の設計の際には、EMI対策が必須です。設計支援のため以下のドキュメントを用意しておりますので必ずご参考ください。
AN-0971とAN-1109はEMI対策、CISPR22およびFCC Class AまたはBの試験に対する必須対策資料です。AN-793は、ESD及びラッチアップ試験に関する考察です。この3つの文書は日本語化されています。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
提供:ルネサス エレクトロニクス株式会社 / アナログ・デバイセズ株式会社
アイティメディア営業企画/制作:EDN Japan 編集部/掲載内容有効期限:2014年5月31日
津田建二の技術解説コラム【海外編】に知ってるつもりの外国事情(6)――IMECに見る研究開発のあり方を追加
津田建二の技術解説コラム【歴史編】に半導体の温故知新(6)――MOSトランジスタの次はTFET?を追加
津田建二の技術解説コラム【入門編】に半導体の基礎知識(6)――パワー半導体の広がりを追加
津田建二の技術解説コラム【海外編】に知ってるつもりの外国事情(5)――ネットワーキングを積極的に活用しようを追加
津田建二の技術解説コラム【歴史編】に半導体の温故知新(5)――ノーベル賞を受賞した半導体デバイスは実用的かを追加
津田建二の技術解説コラム【入門編】に半導体の基礎知識(5)――ワイヤレスに必要な半導体を追加
津田建二の技術解説コラム【海外編】に知ってるつもりの外国事情(4)――業界用語の常識を海外と比較するを追加
津田建二の技術解説コラム【歴史編】に半導体の温故知新(4)――IBM30億ドル投資の裏にCMOSの凄さありを追加
ソリューションライブラリ「デジタルフィルターとアナログフィルター(4):デジタル信号処理を徹底比較! フィルター特性と窓関数も解説」を追加
津田建二の技術解説コラム【入門編】に半導体の基礎知識(4)――IoTを定義しようを追加
Solution-Edge関連ニュースに信号の絶縁とAD変換が1つでできる便利な素子 AD7403を追加
ソリューションコラムにアナログ・デバイセズの実用回路集「Circuits from the Lab」の使い方を追加
2014年9月、ルネサス エレクトロニクスのイベント「DevCon Japan2014」にて、加賀デバイスブースにてソリューションエッジのインターポーザボード「SE SP-01」を使ったデータ・アクイジション・システムのデモが披露されました。今回は、このデモの詳細を加賀デバイスの開発担当者自らがご紹介します。
アナログ・デバイセズの実用回路集「Circuits from the Lab」を活用して、ルネサス エレクトロニクスのマイコン評価環境とつないで、お手軽、簡単データアクイジションシステムを構築してみましょう!
ソリューションコラムでは、これまでSE SP-01を使用したさまざまなバリエーションのデモをご紹介してきました。今回ご紹介するのは、アナログ・デバイセズの超低消費電力18ビット1Mサンプル/秒のA/DコンバータAD7982を、なんとGR-KURUMIを使用して制御&デバッグをします!
電子工作好きの皆さんにはおなじみの小型電子工作ボード(ガジェット)「GR-SAKURA」。このGR-SAKURAにセンサーを接続していろいろな装置作りにチャレンジしている方も多いと思います。そして、いろいろ工作しているうちに「もっと高精度なセンサーを使いたい」という欲求が生まれているかと思います。でも、高精度センサーをGR-SAKURAを接続するには、結構な技術力が要求されます。そこで、今回、Solution-Edgeオリジナルのインターポーザボード「SE SP-01」を使って、GR-SAKURに高精度センサーを手軽に取り付ける手順とプログラムをご紹介します。ぜひ、皆さんもSE SP-01でGR-SAKURAを究極まで進化させてください。
前回のソリューションコラムでは、SE SP-01を使って手軽にシステム構築ができる一例を紹介しました。今回は、前回に組み上げた評価環境を実際に動作させていく様子をご紹介します。SE SP-01の素晴らしさを、よりご理解頂けると思います。
アナログ・デバイセズ製の各種デバイスと、ルネサスエレクトロニクス製マイコンボードを簡単につなぐことができるようになるインターポーザボード「SE SP-01」。実際どれくらい簡単なのでしょうか。早速、SE SP-01を使ってシステムを組んでみましょう。